肌のクリニックの石鹸の主成分(洗浄成分)である「ココイルメチルタウリンNa」について、その特徴をわかりやすく、かつ、深いところまで解説します。
ココイルメチルタウリンNaとはSODIUM METHYL COCOYL TAURATE
表示名称 | ココイルメチルタウリンNa |
部外品原料名 | ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム |
INCI NAME | SODIUM METHYL COCOYL TAURATE |
ココイルメチルタウリンNaは、胆汁酸の3分の1を占めるタウロコール酸に似た構造を持つ陰イオン性界面活性剤(アニオン界面活性剤)です。
タウリンは生体内に存在するアミノ酸誘導体で、アミノ酸の一種と見なされており、ココイルメチルタウリンNaは広義には「アミノ酸系界面活性剤」に分類されています。
ただし、タウリンはカルボキシル基を持たないため、厳密にはアミノ酸には分類されません。このため、ココイルメチルタウリンNaは「タウリン系界面活性剤」として分類されています。
ココイルメチルタウリンNaは、タウリン系界面活性剤の中の「N-アシル-N-メチルタウリン型界面活性剤(AMT)」に属しています。
本ブログでは、アミノ酸系界面活性剤との比較のために、ココイルメチルタウリンNaをタウリン系界面活性剤として取り上げています。
ココイルメチルタウリンNaの特徴
最近では、肌や髪に対して穏やかで低刺激な特性を持つ「ココイルメチルタウリンNa」が、洗顔料やシャンプーなどの製品に増えています。この成分は新しいものと思われるかもしれませんが、実は1930年に開発され、その数十年後には化粧品成分として実用化されており、信頼性と実績のある成分です。
低刺激で肌にやさしい
ココイルメチルタウリンNaの肌への刺激性を「累積刺激性」と「浸漬刺激性」の2つの観点から考察します。比較対象の界面活性剤は以下のものです。
界面活性剤 | 説明 |
---|---|
ラウリン酸Na | ラウリン酸と水酸化ナトリウムの反応によって得られる。固形石けんの洗浄成分。 |
ラウリル硫酸Na | 強い洗浄力と脱脂力を持つ。比較的刺激性が高い洗浄成分。 |
ラウレス硫酸Na | ラウリル硫酸Naを改良し分子量を大きくして、肌への浸透性と刺激性を低くした洗浄成分。 |
アルキルリン酸Na | 耐アルカリ性に優れ、石鹸に似たクリーミーな泡を作る低刺激な洗浄成分。 |
ラウロイルグルタミン酸Na | グルタミン酸から作られるアミノ酸系界面活性剤。 |
ココイルメチルタウリンNa | ヤシ油脂肪酸とN-メチルタウリンから作られるタウリン系界面活性剤。 |
累積刺激性の試験
100mM濃度における累積刺激性(皮膚へ繰り返し付けた時の刺激性)を調べた試験結果を見ていきます。
ラウリル硫酸Naが最も刺激性が高く、改良して作られたラウレス硫酸Naでは刺激性が3分の1に低下しています。
アミノ酸系のラウロイルグルタミン酸Naや、アルキルリン酸Na、およびタウリン系のココイルメチルタウリンNaは、これらの中でも特に低刺激性を示しています。
累積刺激性の試験
100mM濃度における累積刺激性(皮膚へ繰り返し付けた時の刺激性)を調べた試験結果を見ていきます。
ラウリル硫酸Naが最も刺激性が高く、改良して作られたラウレス硫酸Naでは刺激性が3分の1に低下しています。
アミノ酸系のラウロイルグルタミン酸Naや、アルキルリン酸Na、およびタウリン系のココイルメチルタウリンNaは、これらの中でも特に低刺激性を示しています。
浸漬刺激性の試験
洗浄剤のように洗い流すといった実際の使用法に近い刺激性を調べた、浸漬刺激性の試験結果を見ていきます。
固形石けんの主成分であるラウリン酸Naを筆頭に、ラウリル硫酸Na、アルキルリン酸Naは、刺激性が高いことがわかります。
ラウレス硫酸Naは分子量が大きくなり、洗い流されやすくなったことから、刺激性が著しく低下しています。
タウリン系のココイルメチルタウリンNaとアミノ酸系のラウロイルグルタミン酸Naの刺激性はさらに低くなっています。
この結果から、アミノ酸系とタウリン系の洗浄成分が肌に対してマイルドであることが理解できます。
浸漬刺激性の試験
洗浄剤のように洗い流すといった実際の使用法に近い刺激性を調べた、浸漬刺激性の試験結果を見ていきます。
固形石けんの主成分であるラウリン酸Naを筆頭に、ラウリル硫酸Na、アルキルリン酸Naは、刺激性が高いことがわかります。
ラウレス硫酸Naは分子量が大きくなり、洗い流されやすくなったことから、刺激性が著しく低下しています。
タウリン系のココイルメチルタウリンNaとアミノ酸系のラウロイルグルタミン酸Naの刺激性はさらに低くなっています。
この結果から、アミノ酸系とタウリン系の洗浄成分が肌に対してマイルドであることが理解できます。
石けんは、油脂/脂肪酸とアルカリを反応させて作ります。固形の石けんはナトリウム石けん、液体の石けんはカリウム石けんです。
- ナトリウム石けん:水酸化ナトリウムと反応させたもの。成分名は「石けん素地」
- カリウム石けん:水酸化カリウムと反応させたもの。成分名は「カリ石けん素地」
成分表記は、石けん素地だけでも、油脂や脂肪酸レベルまで分解したものでも、どちらでも構わないルールになっています。
例)石けん素地を脂肪酸レベルで表記:ラウリン酸Na、ミリスチン酸Na、パルミチン酸Na、ステアリン酸Na
皮膚への残存性が低い
肌の汚れを除去する洗浄成分は、使用後に十分にすすいで洗い流すことが必要です。洗い流しの際に残存した界面活性剤は、刺激や赤み、肌荒れの原因となり得ます。また、残存性が高いと手や肌がヌルヌルする感覚を与え、不快感をもたらすこともあります。
こうした問題を解決するために、ココイルメチルタウリンNaの皮膚への残存性(残留性)に焦点を当てた試験が行われました。
吸着性試験
頭皮のアミノ酸組成と近い皮粉(Hide powder)を用いて、界面活性剤の吸着性を検証する試験結果を見ていきます。
アルキルリン酸Naが最も高い吸着性を示し、その後にラウリン酸Na、ラウリル硫酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、そしてラウレス硫酸Naが続きます。
一方で、タウリン系のココイルメチルタウリンNaは吸着性が最も低く、アミノ酸系の約3分の1という結果が得られました。
頭髪モデルのケラチンパウダーを用いた試験でも同様に、ココイルメチルタウリンNaの吸着性が最も低いことが報告されています。
ココイルメチルタウリンNaは水で素早く落とせるので、肌表面にほとんど残らないという大きなメリットを持っています。
吸着性試験
頭皮のアミノ酸組成と近い皮粉(Hide powder)を用いて、界面活性剤の吸着性を検証する試験結果を見ていきます。
アルキルリン酸Naが最も高い吸着性を示し、その後にラウリン酸Na、ラウリル硫酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、そしてラウレス硫酸Naが続きます。
一方で、タウリン系のココイルメチルタウリンNaは吸着性が最も低く、アミノ酸系の約3分の1という結果が得られました。
頭髪モデルのケラチンパウダーを用いた試験でも同様に、ココイルメチルタウリンNaの吸着性が最も低いことが報告されています。
ココイルメチルタウリンNaは水で素早く落とせるので、肌表面にほとんど残らないという大きなメリットを持っています。
肌のバリアを壊さない
肌の最表層である角質層は、肌のバリア機能を担っており、この機能を損なわないようにすることが重要です。
界面活性剤のタンパク変性作用を調べる試験において、ココイルメチルタウリンNaがどれくらい肌バリアを保護するかを見ていきます。
タンパク質変性試験
水系ゲル濾過クロマトグラフ測定で、界面活性剤の卵白アルブミンに対するタンパク質変性作用を調べた試験結果です。
ラウリル硫酸Naやアルキルリン酸Naは強いタンパク質変性作用を示しています。
意外なことに、次にタンパク変性率が高かったのはラウロイルグルタミン酸Naでした。アミノ酸系の中でも、比較的洗浄力が強いためと考えられます。
一方で、ポリオキシエチレン付加によって改良されたラウレス硫酸Naは低い変性率を示しています。
そして、最も低い変性率を示したのはココイルメチルタウリンNaで、アミノ酸系の約8分の1であり、肌のバリアに対して極めて影響が少ないと推測されます。
タンパク質変性試験
水系ゲル濾過クロマトグラフ測定で、界面活性剤の卵白アルブミンに対するタンパク質変性作用を調べた試験結果です。
ラウリル硫酸Naやアルキルリン酸Naは強いタンパク質変性作用を示しています。
意外なことに、次にタンパク変性率が高かったのはアミノ酸系のラウロイルグルタミン酸Naでした。
一方で、ポリオキシエチレン付加によって改良されたラウレス硫酸Naは低い変性率を示しています。
そして、最も低い変性率を示したのはココイルメチルタウリンNaで、アミノ酸系の約8分の1であり、肌のバリアに対して極めて影響が少ないと推測されます。
アミノ酸系界面活性剤は、使用されるアミノ酸の種類によって分類されています。ここでは、タウリン系はアミノ酸系界面活性剤と別分類にしています。
- グルタミン酸系:ラウロイルグルタミン酸Na、ココイルグルタミン酸Naなど
- グリシン系:ココイルグリシンNa, ココイルグリシンK, ココイルグリシンTEAなど
- アラニン系:ココイルメチルアラニンNa, ラウロイルメチルアラニンNaなど
- サルコシン系:ココイルサルコシンNa、ラウロイルサルコシンKなど
- アスパラギン酸系:ラウロイルアスパラギン酸Na、ミリスチルアスパラギン酸Kなど
使用される脂肪酸の種類によって、接頭語が決まります。ヤシ油(ココナッツオイル)脂肪酸由来のものは「ココイル」という名称になります。ヤシ油脂肪酸のほとんどがラウリン酸のため、ココイルとラウロイルの特徴的な違いはほぼありません。
- ヤシ油脂肪酸=ココイル
- ラウリン酸=ラウロイル
- ミリスチン酸=ミリストイル
- ステアリン酸=ステアロイル
使用されるアルカリ剤によって、接尾語が決まります。
- Na(ナトリウム)
- K(カリウム)
- TEA(トリエタノールアミン)
洗顔後の乾燥を防ぐ
肌の潤いを保つには、表面にある角質層が健康であることが重要です。その上で、肌のうるおいを維持するのに不可欠な「皮脂膜(皮脂と汗)」「細胞間脂質(コレステロールやセラミドなど)」「天然保湿因子(アミノ酸など)」の3つが大切な役割を果たしています。
皮脂と汗は絶え間なく生成されているため、皮脂膜を取り除いても数時間で回復します。しかし、溶剤を使って細胞間脂質(主にコレステロールやセラミド)を取り除くと、角質層の保水能力が著しく低下し、回復には4日以上もかかるとされています4。
このため、肌からのコレステロール溶出が少ない洗浄成分ほど望ましいとされています。その中でも、スクワレンなどの皮脂腺由来の脂質は取り除き、コレステロールなどの細胞間脂質は残す「選択洗浄性」が高いものが良いとされています11。つまり、汚れは落としつつも、必要な成分を洗い流さない洗顔料が優れているわけです。
コレステロール溶出試験
コレステロール溶出試験の結果を見てみると、固形石けんの主成分であるラウリン酸は最も多くのコレステロールを溶出させています。石けんはアルカリ性が強く、洗浄力も高いため、これは予想通りの結果です。
ここでも意外だったのは、保湿機能を守るとされるグルタミン酸系のラウロイルグルタミン酸Naが、コレステロールを多く溶出させていたことです。
そして、コレステロールの溶出が最も少ないのはココイルメチルタウリンNaで、アミノ酸系の約3分の1であり、水に最も近い値でした。
ココイルメチルタウリンNaは、肌に対して優しい洗浄力を持ちながらも、角質層の重要な成分を守り、保湿機能を損なわないことを示しています。
コレステロール溶出試験
コレステロール溶出試験の結果を見てみると、固形石けんの主成分であるラウリン酸は最も多くのコレステロールを溶出させています。石けんはアルカリ性が強く、洗浄力も高いため、これは予想通りの結果です。
ここでも意外だったのは、保湿機能を守るとされるグルタミン酸系のラウロイルグルタミン酸Naが、コレステロールを多く溶出させていたことです。
そして、コレステロールの溶出が最も少ないのはココイルメチルタウリンNaで、アミノ酸系の約3分の1であり、水に最も近い値でした。
ココイルメチルタウリンNaは、肌に対して優しい洗浄力を持ちながらも、角質層の重要な成分を守り、保湿機能を損なわないことを示しています。
髪のキューティクルを守る
各種洗浄成分が髪のキューティクルに与える影響を調べた試験を見ていきます。
キューティクルはく離試験
固形石けん成分のラウリン酸はキューティクルほほとんど残っておらず、最も剥がれやすいという結果でした※。
次いで、ラウリル硫酸は強い剥離性があり、アミノ酸系やタウリン系は剥離性が低い傾向があります。
ココイルメチルタウリンNaは肌だけでなく、髪にも優しい洗浄成分であり、肌のクリニックの弱酸性石けんが洗顔だけでなく、髪を含む全身におススメされているのはこの理由からです。
※グラフにはないが、ラウリン酸1時間処理ではキューティクルが6枚残存。固形石けんはアルカリ性が強いため、長時間髪に残すとキューティクルに影響が出ますが、短時間の使用は問題ありません。
キューティクルはく離試験
固形石けん成分のラウリン酸はキューティクルほほとんど残っておらず、最も剥がれやすいという結果でした※。
次いで、ラウリル硫酸は強い剥離性があり、アミノ酸系やタウリン系は剥離性が低い傾向があります。
ココイルメチルタウリンNaは肌だけでなく、髪にも優しい洗浄成分であり、肌のクリニックの弱酸性石けんが洗顔だけでなく、髪を含む全身におススメされているのはこの理由からです。
※グラフにはないが、ラウリン酸1時間処理ではキューティクルが6枚残存。固形石けんはアルカリ性が強いため、長時間髪に残すとキューティクルに影響が出ますが、短時間の使用は問題ありません。
環境にやさしい
土壌や水中の微生物の作用により分解する性質のことを「生分解性」と言います。天然ヤシ油と生体関連成分から作られたココイルメチルタウリンNaは、天然油脂から作られた石けんと同様に、生分解性に優れています12。
ヒトの肌だけでなく、環境にもやさしい洗浄成分です。
まとめ
ココイルメチルタウリンNaの特長をまとめると
- 肌にやさしい:
- 肌に対して非常にマイルドで、低刺激。
- キレイに洗い流せる:
- 洗顔後も肌への残留が極めて少なく、さっぱりとした洗い上がり。
- 肌のバリア機能を守る:
- 角層のタンパク質への影響が少なく、肌のバリア機能を守りながら洗顔できる。
- 洗顔後に乾燥しない:
- 細胞間脂質の溶出が極めて少なく、洗顔後も乾燥せずつっぱらない。
- 髪にやさしい:
- 髪のキューティクルを守りながら洗髪できる。
- 環境にやさしい:
- 生分解性が高く、自然環境に優しい。
ココイルメチルタウリンNaは、他の界面活性剤、特にアミノ酸系のラウロイルグルタミン酸Naと比較して、ほぼ全ての試験で優れている結果が得られました。一方で、アミノ酸系の代表であるラウロイルグルタミン酸Naは、比較的洗浄力が高く2、タンパク質変性作用や細胞間脂質(コレステロール)の溶出が多いことは、予想外の結果かもしれません。
タウリンマイルドソープ
通常、洗顔料には複数の界面活性剤(洗浄成分や起泡剤)が配合されています。肌のクリニックで作っている「タウリンマイルドソープ」には、洗浄成分としてココイルメチルタウリンNaだけしか配合していません。なぜなら、
- 肌にやさしいから: 洗浄力が高い界面活性剤は肌に負担をかけます。そのため、他の界面活性剤と組み合わせて肌への負担を減らします。ココイルメチルタウリンNaなら、単体で低刺激性と必要な洗浄力を備えており、他の界面活性剤と混合せずに使用できます。
- 敏感肌やアレルギー持ちのため: どんな成分でも、アレルギーの原因となりえます。配合する成分を少なくすることで、敏感肌やアレルギーを持つ方にも使いやすい製品を提供したかったからです。
- マイルドな洗浄力が欲しかったから: 当院には様々な皮膚疾患の患者さんが来院されます。特にイソトレチノイン治療を受ける方は肌が乾燥しやすく敏感になります。そういった方々に向けて、刺激の少ないマイルドな石鹸を提供することが必要でした。
一方、ココイルメチルタウリンNaを単独で使用することにはデメリットもあります。
- 泡立ちが弱い: ココイルメチルタウリンNa単体ではモコモコとした濃密な泡は得られません。起泡剤も配合していません。
- 洗浄力がやや低い: マイルドな洗浄力ゆえ、日焼け止めやメイクを落とすのには向いていません。
- 消費期限が短い: 調剤後の防腐効果が限られており、消費期限が短くなります。
他の界面活性剤や防腐剤等を配合すれば化粧品として流通させることもできますが、ココイルメチルタウリンNa単体での商品化は難しいため、当院では院内調剤という形を取っています。
美肌への第一歩目は洗顔の見直し
まず大切なことは、「洗いすぎ」を避けることです。朝に洗顔料で洗い、夜にメイク落とし(クレンジング)をして、さらにW洗顔をするといった習慣は、美肌には好ましくありません。洗顔回数が増えれば増えるほど、肌のバリア機能が損なわれる可能性があることを理解しましょう。
市販の洗顔料の多くは洗浄力が強めに作られており、特に若い方向けのニキビ用洗顔料は洗浄力や脱脂力が強く、逆にバリア機能を崩し、炎症を悪化させる懸念もあります。
細胞間脂質であるセラミドやコレステロールが失われると、角層の保水能力が低下し、回復には何日もかかります。適切な洗顔料を選ぶことは、肌の基盤を守り、健康で美しい肌への第一歩と言えます。
肌の乾燥に悩む方は、保湿クリームなどのスキンケアに力を入れがちです。しかし、実際には洗顔を見直すことのほうが重要です。洗顔を見直すだけで、肌の調子が変わるのを実感できるでしょう。
参考文献・サイト一覧
- Wertz PW. Lipids and barrier function of the skin. Acta Derm Venereol Suppl (Stockh). 2000;208:7-11. doi: 10.1080/000155500750042790. PMID: 10884933.
- 宮澤 清,田村 宇平,富田 健一 「頭皮・頭髪用洗浄剤(シャンプー)としてのN-アシルN-メチルタウリン(AMT)の開発と工業化」日本油化学会 1990 年 39 巻 11 号 p. 925-930
- Imokawa G, Akasaki S, Minematsu Y, Kawai M. Importance of intercellular lipids in water-retention properties of the stratum corneum: induction and recovery study of surfactant dry skin. Arch Dermatol Res. 1989;281(1):45-51. doi: 10.1007/BF00424272. PMID: 2730142.
- Imokawa G, Hattori M. A possible function of structural lipids in the water-holding properties of the stratum corneum. J Invest Dermatol. 1985 Apr;84(4):282-4. doi: 10.1111/1523-1747.ep12265365. PMID: 3981042.
- 宮澤 清, 田村 宇平, 勝村 芳雄, 内川 恵一, 坂本 哲夫, 富田 健一 「頭皮・頭髪用洗浄剤としてのアニオン界面活性剤の研究」 日本油化学会 1989 年 38 巻 4 号 p. 297-305
- 宮澤 清, 小川 正孝, 光井 武夫「界面活性剤の組合せによる物理化学的性質とタンパク質変性作用」 粧技誌 1984年 第18巻第2号 p. 96-105
- 河合 通雄, 岡本 暉公彦 「皮膚に対する界面活性剤の作用 VIラウリル硫酸ナトリウムの皮膚に与える影響」 日本化粧品技術者会誌 1978年 12 巻 2 号 p. 36-43
- 化粧品成分オンライン 「ココイルメチルタウリンNaの基本情報・配合目的・安全性」https://cosmetic-ingredients.org/surfactants-cleansing-agents/2890/ 最終アクセス:2023.11.12
- 永井 啓一ら 「リンゴ酸モノラウリルアミドの皮膚洗浄剤としての応用」 日本化粧品技術者会誌 2001 年 35 巻 4 号 p. 317-324
- 日油株式会社 油化事業部 「ダイヤポン® KSF」chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.nof.co.jp/contents/cosmeticlounge/material/pdf/diapon_k-sf.pdf 最終アクセス:2023.11.12
- 橋本 文章, 春山 道子, 山下 登喜雄, 磯 敏明 「界面活性剤の皮膚への吸着性と洗顔料による選択洗浄性」日本化粧品技術者会誌 1989 年 23 巻 2 号 p. 126-133
- 資生堂「環境報告書 ’97」発行日1998年1月1日発行責任者 資生堂地球共生委員会委員長