脚やせ / ボツリヌストキシン

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ボツリヌストキシン注射による脚やせ治療

脚のふくらはぎの筋肉が発達しすぎると、自分の望むボディーイメージと合わないと感じ、精神面や美容面で影響を与えることがあります。

ボツリヌストキシン注射による脚痩せ治療では、ふくらはぎの筋肉の特定の領域にボツリヌストキシンを注射することで、一時的に筋肉を弛緩・リラックスさせ、時間の経過とともに筋肉のサイズを縮小させます。

結果として、脚が細くなり、綺麗なラインを作ります。

こんな方にオススメ

  • 足の筋肉量が多く張りが気になる方
  • ふくらはぎを細くしたい方
  • アキレス腱の負担を少なくしたい方

治療の流れ

使用する製剤や注射針については「ボツリヌストキシン治療」のページをご覧ください。

STEP
診察・注射・記録

ふくらはぎの筋肉の盛り上がりは、主に腓腹筋によるものです。診察では、足の筋肉を動かしてもらい、肥大している範囲を調べます。

適正な注射部位と深さを確認し、左右のバランスを見ながら、片足3~10ヶ所にコアトックス(ボツリヌストキシン)を注射します。

注射部位、深さ、単位数などの情報は全てカルテに写真と一緒に記録されますので、2回目以降も安心して治療を受けることができます。

STEP
治療後

筋肉に針を刺すため、鈍痛が数日続くことがあります。注射後に力が入りにくいなどの症状が現れることがありますが、すぐに改善します。

1ヶ月後にふくらはぎの筋肉が小さくなったのを実感できます。通常、3~6ヶ月毎に3回注射を行います。脚の筋肉は毎日使うので、徐々に筋肉量が戻りますから、その後は張りが気になった際に注射を受けてください。

副作用

副作用については、「ボツリヌストキシン注射の副作用」をご参照ください。

脚やせ治療の料金

当院ではボツリヌストキシン製剤として「コアトックス」を使用しています。

項目料金(税込)
診察料初診料 3,850円
再診料 1,650円
ふくらはぎ
(足やせ)
100単位 44,000円
200単位 69,300円
300単位 94,600円
  • 注射には毎回診察が必要であり、診察料が別途かかりますのでご了承ください。

ふくらはぎボツリヌストキシンのよくある質問

ボツリヌストキシン注射の全般的なご質問、注射後のご質問については「ボツリヌストキシン注射のよくある質問」をご参照ください。

痛みはありますか?

注入時に鈍い痛みを感じます。痛みに弱い方へは、アイスパックで冷却後に注射します。

何単位注射するのがおすすめですか?

200単位(片脚100単位ずつ)をお勧めしています。

ふくらはぎの筋肉量が少ない方は100単位、多い方は300単位をお勧めします。

効果はどれくらいで現れますか?

治療1ヶ月後に筋肉が小さくなり足が細くなります。ただし、1回の注射では効果が不十分なため、3~6ヶ月毎に3回注射を受けることを推奨しています。

歩けなくなることはありますか?

ふくらはぎのボツリヌストキシン注射で歩けなくなるほどの筋力低下をきたすことはありません。

一過性に足に力が入りにくくなる、ふらつき、だるさ、足のもつれなどが生じることがありますが、徐々に改善します。ただし、注射を繰り返して筋肉を落としすぎると、転倒するリスクが上昇したり、運動パフォーマンスの低下が起こる可能性があります。

効果の持続期間はどれくらいですか?

脚の筋肉は毎日使うため、6ヶ月から1年ほどで筋力が戻りやすくなりますが、1年以上効果が持続することも珍しくありません。

参考文献・サイト一覧
  1. Allergan, “BOTOX onabotulinumtoxinA injection” アクセス 2020.10.23
  2. アラガン・ジャパン, “医療用医薬品:ボトックスビスタ” 添付文書情報2020年8月改訂
  3. Medytox, “Coretox“ http://www.medytox.com/page/coretox アクセス 2020.11.21
  4. Hema Sundaram et al., “Aesthetic Applications of Botulinum Toxin A in Asians: An International, Multidisciplinary, Pan-Asian Consensus” Plast Reconstr Surg Glob Open. 2016 Dec 7;4(12):e872. doi: 10.1097/GOX.0000000000000507. eCollection 2016 Dec.
  5. Wenjun Shi et al., “Classification of Hypertrophic Gastrocnemius Muscle and Its Treatment with Botulinum Toxin A” Aesth Plast Surg (2019) 43:1588–1594 https://doi.org/10.1007/s00266-019-01455-w

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