調剤化粧品– Medical Cosmetics –

 

調剤化粧品とは、医師の処方のもとに院内で調剤した医療用スキンケア剤です。消費期限を短くすることで防腐剤や添加物を極力減らし、できるだけ肌に優しい成分だけを厳選して配合しています。そのため、保管方法・使用期限を守ってお使いください。(ページには化粧品、医薬品も含まれています。)

調剤化粧品のよくある質問

一般的な質問

調剤化粧品の選び方を教えてください

当サイトを参考にしていただくか、受診時に医師・スタッフへご相談ください。

最初からすべて揃える必要はありません。例えば、保湿クリームが無くなりそうだから、EGホワイトクリームだけ使ってみるなど、一つずつお試しいただく形でも十分です。

サンプルはありますか?

クレンジングオイル、メイクアップUVベース、Cセラレチノアミドクリーム0.5、CセラABプラスでは、有料サンプルがございます。その他のものにつきましてはサンプルはございませんが、院内でお試しいただけます。

調剤化粧品を使う順番を教えてください

必要なものを選択して、下記の順でお使いください。

  1. クレンジングオイル, クリニックの弱酸性石鹸(クレンジング・洗顔料)
  2. VCエチルローション(プレ化粧水)
  3. EGホワイトローション, Cセラモイストローション(保湿用化粧水)
  4. Cセラレチノアミドクリーム0.5, CセラABプラス(美容クリーム)
  5. VCセラミド保湿ジェル, EGホワイトクリーム(保湿用ジェル・クリーム)
  6. メイクアップUVベース(日焼け止め・下地)

ルミガン(まつ毛用育毛剤)は、寝る前にメイクを落とし、基礎化粧品をご使用後、1日1回のみお使いください。

調剤化粧品でシミは消えますか?

化粧品ではシミは消えません。最も美白作用が強いトレチノイン・ハイドロキノンでも、色素沈着や黒ずみに多少効果があるというレベルで、加齢によるシミ(老人性色素斑)への効果は期待できません。

シミにはレーザー治療が基本となりますので、診察の際に医師にご相談ください。

保存方法・使用期限についての質問

冷蔵保存・常温保存・室温保存の違いを教えてください

冷蔵保存は 4℃、常温保存は 25℃以下、室温保存は 30℃以下となっています。冷蔵保存の表記があるものは必ず冷蔵庫で保管し、毎回ご使用後はすぐに冷蔵庫へ入れるようにしてください。

処方日を忘れてしまいました

調剤化粧品には、容器の裏面、もしくは底面に「処方年月日」のシールが貼られていますのでご確認ください。

冷蔵庫へ入れるのを忘れてしまいました

当院の調剤化粧品の中には、防腐剤不使用で作成しているものもあります。冷蔵保存のものを外に数時間出しっぱなしにして温まってしまった場合、品質保持ができません。そのため、ご使用にならず、破棄していただくことをお勧めします。

調剤化粧品は新鮮度が高い「生もの」と同じように扱ってください。

使用期限切れや保存方法を守れなかった化粧品を使用しても良いですか?

使用期限や保存方法を守らなければ簡単に腐敗し、肌に悪影響を与えますので、使用せず廃棄してください。

化粧品を旅行に持って行く場合、どうすれば良いですか?

基本的には、冷蔵保存のものは旅行などに持っていくことはできませんが、どうしても持っていきたい場合、滅菌された清潔な容器に「小分け」にして、保冷材と一緒に持って行ってください。

冷蔵保存が難しい場合、常温保存が可能なエアポルールの化粧品やVCセラミド保湿ジェルなどをおすすめします。

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