調剤化粧品とは、医師の処方のもとに院内で調剤した、肌をケアする化粧品です。

「肌のクリニック」の調剤化粧品は、消費期限を短くすることで添加物を極力減らし、肌に本当に必要な成分、優しい成分だけを厳選して配合しています。

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医薬品と化粧品の違い

化粧品と調剤化粧品の違い

医療用の成長因子やヒトプラセンタを配合した化粧品は「肌のクリニック」オリジナルです。

当院は肌に優しい調剤化粧品の研究・開発に力を注いでいます。

シワに対する効果

外用剤のため、大きな効果は認めませんが、EGF、bFGFのシワの効果を掲載します。当院の被験者の症例写真で、効果には個人差があります。

目の周囲のシワ

EGホワイトクリームのシワ効果

画像はEGホワイトクリームを2ヶ月間使用した前後の写真です(当院症例)。

治療内容:EGホワイトクリーム1日2回~3回塗布/2ヶ月間
副作用のリスク:使用原料・薬剤にアレルギーがあった場合、赤み、皮疹、かぶれなどのアレルギー症状が出る可能性

当院の調剤化粧品

当院の調剤化粧品には、トラネキサム酸や成長因子、ヒトプラセンタ、ヘパリン類似物質などの医薬品原料を配合しているものがあります。そのため、市販の「ドクターズコスメ」とは異なる「医薬品に準じた化粧品」となります。

医薬品と言っても、使用している成分はいずれも安全性の高いものであり、普段のスキンケアに安心してお使いいただけます。

技術的な面で製造メーカーに依頼しているものもありますが、院内で調剤(製造)しているものも多くあり、常に新鮮な化粧品を処方できるように、長期間の作り置きはせず、防腐剤や合成界面活性剤などの配合を極力少なくしています。

当院の調剤化粧品は「腐りやすい化粧品」です。処方日から2ヶ月~3ヶ月以内が使用期限であり、要冷蔵のものも多くあります。

腐りやすいと言われると、品質が悪いように感じてしまうかもしれません。しかし、市販の化粧品は、防腐剤や添加物が多く配合されているから腐らないだけです。

安定性を高めるために、防腐剤や添加物が必要な場合もあるでしょう。しかし、それらを極力使わず、腐る前に使い切るようにできれば、それに越したことはないと考えています。

調剤化粧品のよくある質問

調剤化粧品の一般的な質問

調剤化粧品の選び方を教えてください

調剤化粧品一覧」のページに、各調剤化粧品の特徴などが書いてありますので、そちらを参考に選んでください。

最初からすべてを調剤化粧品で揃える必要はありません。例えば、保湿クリームが無くなりそうだから、EGホワイトクリームだけ使ってみたいなど、一つずつお試しいただく形でも十分です。

サンプルはありますか?

大変申し訳ありません。サンプルのご用意はありません。

乳液と美容液は必要ですか?

当院では、クリームを使用すれば、乳液は不要と考えています。

乳液は、クリームよりも多くの乳化剤(合成界面活性剤)を配合している場合が多く、クリームだけでも十分保湿できるからです。

また、当院の調剤化粧品には、美容成分や有効成分がしっかりと配合されているため、「美容液」も必要ありません。

化粧水は必要ですか?

スキンケアや保湿の面では、必ずしも化粧水は必要ないと考えています。

当院では、プレ化粧水として「VCエチルローション」、保湿化粧水として「EGホワイトローション」を調剤しておりますが、当院が化粧水を作っている理由は以下となります。

  • 高濃度ビタミンC誘導体によって、顔全体のメラニン生成を抑えるなど、機能性の化粧水として処方している
  • クリーム単体では伸びが悪いため、化粧水と重ね付けすることで、より肌に伸びやすく馴染みやすくなる
  • オイルフリーのものが良い方やクリームでべた付くのが嫌だという方のために、化粧水単体でも保湿できるような処方設計にしている

調剤化粧品を使う順番を教えてください

必要なものを選択して、下記の順でお使いください。

  1. クリニックの弱酸性石鹸(洗顔料)
  2. VCエチルローション・VCグリセリルローション(プレ化粧水)
  3. EGホワイトローション(保湿用化粧水)
  4. VCセラミド保湿ジェル(保湿用ジェル)
  5. EGホワイトクリーム(保湿用クリーム)
  6. トレチノイン軟膏(シミ治療剤)
  7. ハイドロキノン(美白剤)
  8. アクレスクリーム(ニキビ治療外用剤)
  9. CセラUVクリーム(日焼け止め)
  10. ルミガン(まつ毛用育毛剤)

シミやニキビ跡は消えますか?

調剤化粧品によるスキンケアは、主に「予防」として働きますので、スキンケアでシミやニキビ跡を治すことはできません。実際にシミやニキビ跡を治すためには、以下のステップが必要です。

1.原因を治す

シミやニキビ跡の色素沈着を本気でしたい方は、まずシミやニキビ跡の原因を改善する必要があります。いくら色素沈着の治療をしても、その原因を治療をしなければ、また新しいシミや跡ができ続けるからです。

つまり、シミを改善させるには、そのシミができてしまった原因(紫外線・摩擦など)を徹底的に避け、ニキビ跡を改善させるには、その原因のニキビを徹底的に治療することが大前提となります。

2.シミの治療

シミの治療は、Qスイッチヤグレーザーによる治療が最も適しています。532という波長を使用すれば、1回で多くのシミをカサブタにして落としてしまうことが可能です。また、肝斑というタイプのシミであれば、トラネキサム酸とビタミンCの内服治療を基本にして、1064という波長を用いたトーニングレーザーが必要になります。薄いシミや個数が少ないものに対しては、トレチノイン・ハイドロキノン療法で治療を行うこともあります。

一言でシミと言っても、実際には老人性色素斑、そばかす、ADM、肝斑、脂漏性角化症など、様々なものが混在していますので、種類によって治療法が異なります。診察の際に医師にご相談ください。

3.ニキビ跡の治療

ニキビがしっかりと治った後に、ニキビ跡の治療を行います。ニキビ跡の色素沈着は赤みが強いため、サリチル酸マクロゴールピーリングやロングパルスヤグレーザーを使用して、赤みを少しずつ取っていきます。

4.調剤化粧品で予防美白

シミが改善した後は、再度シミにならないように、予防美白を行います。当院の調剤化粧品は、市販の化粧品にはない高濃度のVC誘導体やトラネキサム酸を配合したものや、ヒトプラセンタと成長因子を配合した美肌作用があるものなど、予防美白と美肌に特化した化粧品を院内で作っていますので、ぜひお試しください。

その他、予防美白におすすめなプラセンタ注射も行っています。プラセンタは体の内側からメラニンの生成を抑え、くすみを改善してくれます。

市販のEGF化粧品との違いはありますか?

当院のEGホワイトは、市販品と大きく異なる3つの特徴を持っています。

 EGF、FGFの配合量の違い

市販の化粧品に配合されているEGFとFGFの濃度は、そのほとんどが0.1 ppm以下です。それに対し、当院のEGホワイトローションにはEGF 0.1ppm(110ml中に約11,000単位)、EGホワイトクリームには、EGF 0.4ppm(30ml中に約13,000単位)、FGF 0.4ppm(30ml中に約14,000単位)の再生因子を配合しています。

bFGFを配合

市販の化粧品に含まれているFGFは、aFGF(酸性線維芽細胞増殖因子)という再生因子です。ヒトオリゴペプチド-13とも呼ばれ、化粧品原料として認可されたものです。一方、当院のEGシリーズに配合してるFGFは、医薬品原料のbFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)です。

bFGFは、市販の化粧品に配合されているaFGFよりも、線維芽細胞増殖能が50倍~100倍も高く、最も強い細胞増殖能を持つことが知られています。

それにも関わらずaFGFが化粧品へ配合されている理由は、bFGFは医薬品のため、化粧品へ使用することができないからです。なお、「bFGFは、受容体が表皮には存在しないため、正常な皮膚への効果は期待できない。aFGFの方が効果的に皮膚に作用する」という記述をしているサイトを見かけますが、そのようなことを示す比較実験や報告はなく、正常な皮膚へのbFGFの有効性が試験され、報告されています。当院では臨床試験の結果に基づいて、医薬品原料のbFGFをクリームへ配合しています。

鮮度と活性の違い

再生因子はタンパク質のため、溶液化によって徐々に活性が落ちることが知られています。熱にも非常に弱く、高温で容易にその活性は消失します。再生因子が製品の中に残存しているかはELISA法で定量できますが、その活性があるかはActivity測定(活性化試験)を行わなければわかりません。

再生因子を製造メーカーが、過去に市販のEGF化粧品数種類の活性化試験を行ったところ、EGFの活性が残っている製品はその中には一つもなかったそうです。比較的安定度が高いEGFですらそのような状態なので、安定度が低いFGFを配合した化粧品に、どれだけその活性が残っているのかは疑問です。

当院では調剤化粧品の作り置きはできるだけ行わず、一定期間経過後はすべて廃棄処分としています。肌クリでは、いつも「新鮮な再生因子」を患者さんへ処方しています。

保存方法・使用期限についての質問

冷蔵保存・常温保存・室温保存の違いを教えてください

冷蔵保存は 4℃、常温保存は 25℃以下、室温保存は 30℃以下となっています。当院の調剤化粧品は防腐剤を極力使用していません。高温多湿な場所を避け、冷蔵保存の表記があるものは必ず冷蔵庫で保管し、毎回ご使用後はすぐに冷蔵庫へ入れるようにしてください。

常温保存・室温保存の表記がある調剤化粧品でも、冷蔵保存して問題ありません。

処方日を忘れてしまいました

当院の調剤化粧品には、容器の裏面、もしくは底面に「処方年月日」のシールが貼られていますので、ご確認ください。

冷蔵庫へ入れるのを忘れてしまいました

当院の化粧水は防腐剤フリーで製造しています。そのため、化粧水は冷蔵庫の外に数時間出しっぱなしにして、常温まで温まってしまった場合は、品質保持ができません。そのため、ご使用にならず、破棄していただくことをお勧めします。

当院の調剤化粧品は新鮮度が高い「生もの」と同じように扱っていただきますよう、お願いいたします。

使用期限切れや保存方法を守れなかった化粧品を使用しても良いですか?

絶対に使用しないでください。当院は、肌への負担を徹底的に減らすために、防腐剤フリーの化粧品や、防腐剤の配合を極力減らした化粧品を調剤しています。市販品と異なり、使用期限や保存方法を守らなければ、簡単に「腐敗」してしまいます。腐敗した化粧品は、肌に悪影響を与えますので、必ず廃棄してください。

化粧品を旅行に持って行く場合、どうすれば良いですか?

基本的には、冷蔵保存のものは旅行などに持っていくことはできませんが、どうしても持っていきたい場合、滅菌された清潔な容器に「小分け」にして、保冷材と一緒に持って行ってください。

旅行時などは、常温保存が可能なVCセラミド保湿ジェルなどのご使用をおすすめします。

ご予約・お問い合わせ

高円寺院 Koenji
TEL 03-5913-7435
月~土 10:30-13:30/15:30-18:30 
日・祝 休診

麹町院 Kojimachi
TEL 03-6261-7433
平日 11:00-14:00/16:00-19:00
土日 10:00-13:00/15:00-18:00
祝日 休診

※両医院とも完全予約制となっておりますので、お電話かネットからご予約ください。
※医学的なご質問等、医師が対応する場合は別途電話再診料を頂戴することがございます。