「肌のクリニック」では、QスイッチYAGレーザーを用いた「シミ治療」を行っています。

治療実績

高円寺院麹町院
シミ2019年:8,271個
2020年:10,068個
2019年:7,878個
2020年:10,590個
イボ2019年:724個
2020年:932個
2019年:612個
2020年:1,157個
ホクロ2019年:276個
2020年:322個
2019年:178個
2020年:249個
肌のクリニック レーザー治療実績

シミ(老人性色素斑)

老人性色素斑(日光黒子)は、加齢と紫外線によって起こるシミです。シミの悩みの半数以上を占め、1円玉以上の大きなものから、大小不同のそばかすのようなものまであります。

治療

老人性色素斑の治療には、Qスイッチヤグレーザーを用います。通常は1回の照射で大部分のシミが取れる、もしくは、薄くなりますが、反応が悪い場合4ヶ月以上の期間を空けて2回程度必要になることがあります。

治療症例

QスイッチYAGレーザー治療を1回行いました。左の写真は治療前、右の写真は治療2週間後の写真です。左目の下の大きなシミは1回の照射でほぼ消失しました。長年美白スキンケアなどを頑張っていた患者さんは、あっさりと治療が終わって驚かれる方も多くいます。

シミのレーザー治療

治療経過

  1. 2週間以内に(長くて3週間以内に)、シミがかさぶたになって剥がれ落ちます。
  2. かさぶたが取れた後、白く赤みがかった新しい肌が出てきますが、数ヶ月で徐々に肌色に戻っていきます。
  3. シミが取れた後、レーザーの刺激によって、約4割の方に「戻りジミ」が出てきます。最初のシミの色調より濃くなることがありますが、多くのケースでは半年以内に改善していきます。
  4. 戻りジミを早く消したい場合は、塗り薬等をお出ししますので、医師にご相談ください。

実際のレーザーによるシミ取り動画は「レーザーによるシミ取り治療の実際」をご覧ください。

副作用

照射後の痛み、赤み、内出血、肝斑、白斑、火傷などのリスクがあり、診察時に医師からご説明いたします。

そばかす(雀卵斑)

そばかすは医学用語で「雀卵斑(じゃくらんはん)」と言います。白人に多く、日本人でも色白の人に多いという特徴があります。そばかすは、目の周囲や頬に両側性に存在することが多く、幼小期から思春期にかけて目立ってきます。

色白の人にそばかすが多い理由は、遺伝的な素因によります。色白の人はメラニンができにくいため、正常なメラニンを作って紫外線から肌を守ることができません。そうすると、紫外線によって逆に異常なメラニンが出来て、シミになります。この紫外線に弱い遺伝子は、ご両親から受け継がれますので、そばかすがある方のご両親の顔にはやはりそばかすがある場合が多いです。

治療

QスイッチYAGレーザー1回の照射で大部分が取れる、もしくは、薄くなりますが、再発しやすいため、4ヶ月以上の期間を空けて合計で3回程度必要になることがあります。

治療症例

思春期からのそばかすで、加齢とともに濃くなった患者さんです。他院でIPLを勧められて受けていましたが、改善しないために当院へ来院されました。

お顔全体で1回で400個以上のシミを取りました。

そばかす_レーザー治療前
治療前
そばかす_レーザー治療後
レーザー1回照射2週間後

治療経過や副作用のリスクなどは老人性色素斑と同様です。こちらの患者さん治療の詳細については、「そばかすのレーザー治療の実際」をご覧ください。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADMは両側性にほほの上部・こめかみ付近・小鼻などに多発するシミです。色は灰色~茶褐色、青黒いものなど様々で、大きさは1~3mmほどの小さいものが多いです。境界はハッキリせず、いくつかまとまって出現するのが特徴です。肝斑やそばかすと間違えられることが多く、混在していることもあります。

思春期以降にできたそばかすには、パラパラ型太田母斑(ADM)が混在していることもあります。

当院のレーザーは保険が効きませんが、ADMは保険適用となることがございますので、お近くの皮膚科で一度ご相談ください。

治療

ADMは、シミが表皮の下の真皮層にあるため、トレチノイン・ハイドロキノン療法などの外用薬では効果が出にくく、レーザー治療が必要です。

深い層にシミがあるため、1回の治療では全て取り切れず、4ヶ月以上の間隔を空け、4~5回程度の治療を要します。

レーザー照射後は、かさぶたができることは少なく、照射したところに一致して内出血斑ができるため、点状に赤くなります。完全に消えるまで、10日ほどかかることもあります。テープ保護は必ずしも必要ではありませんが、当院では炎症後色素沈着(戻りジミ)を防ぐため、透明のエアウォールUVを貼っていただきます。

戻りジミ(PIH)

レーザー後の戻りジミは、レーザーの刺激によって起こる炎症後色素沈着(PIH)のことです。4割の患者さんに起こるとされていますが、当院では、術後の湿潤療法や指導をしっかりと行っているため、3割以下に抑えられています。

PIHは6ヶ月で多くが自然に消えていきます。6ヶ月以上経ってもシミが消えない場合、PIHではなく、完全に取り切れなかったか、再発したか、PIHが固定したかのどれかです。

戻りジミ(PIH)対策

せっかくシミを取ったのだから、できるだけ戻りジミを起こさないようにしたいものです。戻りジミが起こる

戻りジミの最大の要因は肌質(遺伝的に色素沈着が残りやすい体質)ですが、下記を守ることによって、ある程度防ぐことが可能です。

  1. 紫外線対策は必ず行ってください。紫外線を浴びてしまうと、戻りジミがシミとして固定してしまったり、シミやそばかすが再発してしまいます。当院では、日焼け止め対策として、SPF50・ノンケミカルの「CセラUVクリーム」や「メイクアップUVベース」をおすすめしています。
  2. 患部を「こすらない・触らない」ことを守り、刺激を与えないようにしてください。
  3. テープを2週間ほど長く貼ることで患部を紫外線・物理的刺激から守り、戻りジミも起こりにくくなり、きれいに治ります。汗などで全体が濡れて剥がれてきたら、交換してください。テープを交換する際は、無理に剥がさず、シャワーやぬるま湯で濡らしながら優しく剥がします。石鹸や消毒液は使わず、軽く水道水で洗って、水分を優しく拭き取ってから新しいテープを貼ってください。
  4. 2週間以上経過した後はテープを貼る必要はありません。患部の紫外線対策と保湿を行ってください。

戻りジミを早く消したい方には、トレチノイン・ハイドロキノン療法レーザートーニングを行います。

その他にも、抗炎症剤のトラネキサム酸とビタミンCを飲むことで、レーザー後の肝斑を防ぐことができます。

シミ治療の料金

項目料金(税込)
初診料
3,850円
再診料
(施術のみの場合不要)
1,650円
5mm以下のシミ
5mm大きくなるごとに
1個 4,400円
+4,400円
5mm以下のシミ10個~20個
21個以上で1個増加ごとに
41,800円
+1,100円
顔全体シミ取り放題(※)顔全体1回 107,800円
エアウォールUV 10cm
(保護テープ)
小 110円
大 220円
クリーム麻酔顔1面 3,300円
体は面積による
テープ麻酔1枚 330円

※シミ取り放題は、顔全体~フェイスラインまでの取り放題料金(1回分)です。首や体の場合は別途料金が必要です。ほくろ、イボ、ADMなどは別途料金が必要です。

※複数回治療が必要な場合は、最低4ヶ月間隔を空けて追加照射します。複数回の照射では、その都度料金がかかりますので、ご了承ください。

シミ治療のよくある質問

シミの個数が少なく、レーザー枠が空いている場合に限り、診察当日に施術が可能な場合もありますが、原則、当日は医師による診察や説明となり、施術は後日になります。

通常のシミ(老人性色素斑)は、1回のレーザーでほとんどが取れる、もしくは、薄くなりますが、反応が悪い場合は2~3回必要になることもあります。複数回レーザーを行う場合、4ヶ月以上の期間を空けて照射します。

そばかすは、通常のシミと比較して再発しやすいため、3回程度の治療が必要です。

ADMなどの深いシミの場合、4~5回のレーザー照射が必要になります。

次の方は治療を受けられない場合がございます。

  • 日光浴愛好者、日光に当たる職業の方、光過敏症(日光アレルギー)の方
  • 妊娠中の方
  • てんかん発作のある方
  • 金の糸を入れている方
  • 照射部位に入れ墨、アートメイク、落ちないファンデーション(BB Glow、CC Glow等)をご使用の方

その他、ご使用中の薬剤や施術によっては期間を空ける必要があるものもありますので、診察の際にご相談ください。

「治療間隔(インターバル)」も併せてご参照ください。

レーザー治療は、妊娠中にも影響はほとんどないと考えられていますが、当院では念のため治療をお控えいただいております。授乳中は問題ありません。

目の周囲のシミも注意深く照射すれば、大部分は取ることができます。ただし、眼球付近の皮膚にあるシミは、取れないこともございますので、診察の際にご相談ください。

レーザー中は輪ゴムで弾かれるような痛みがあります。小さなシミの場合、麻酔なしでも照射できます。数が多い場合や大きなシミの場合は、テープ麻酔やクリーム麻酔などの表面麻酔をしてから施術します。

照射後は赤くなり、その後黒く変色してカサブタになります。カサブタは2週間ほどで剥がれ落ちますが、その間はテープをしっかり貼っていただきますので、2週間はダウンタイムを見ていただきます。

特にお顔全体のシミをたくさん取る場合は、お顔全体にテープを2週間はっていただきますので、相応の我慢が必要となります。

目立つものと、目立たないものがあります。

目立たないテープとしては「エアウォールUV」という紫外線カットの透明テープを採用しています。

下記写真は、青矢印の部分にエアウォールUVが貼られていますが、近づいてよく見なければわかりません。

エアウォールUVは、薄くて透明で目立たず、防水仕様で上からメイクも可能です。ただし、メイク落としや洗顔料で剥がれやすいため、できれば患部はメイク等せずにお過ごしいただくことをお勧めしています。

目立たないシミテープ

シミの数が多い場合は、目立つテープである「ハイドロコロイドテープ」を貼ります。半透明のため、エアウォールUVと比較すると目立ちますが、剥がれにくくなっています。

ご希望によってどちらもご用意しておりますので、医師・看護師にご相談ください。

当院では、「2週間」テープを貼るように指導しています。長くテープを貼っていただくことにより、患部が刺激や紫外線から守られ、戻りジミも少なくなってキレイに治ります。

テープは剥がれない限り、ずっと貼りっぱなしにしておいてください。

レーザーでシミが取れたあと、シミがまた戻って来ることがあります。これは、レーザーの刺激による炎症後色素沈着で起こるシミで、「戻りジミ」と呼ばれています。

戻りジミは約40%の方に起こり、ほとんどが6ヶ月以内に自然に消えます。

まれに、紫外線によって戻りジミが固定してしまうケースもありますので、紫外線対策は厳重に行ってください。

深い層にあるシミはレーザーに対する反応が悪く、1回の治療では取り切れないことがあります。その場合、最低4ヶ月以上の期間を空けて2回目の照射が必要です。

また、「戻りジミ」をシミが残っていると勘違いしている可能性もあります。戻りジミの場合は、6ヶ月で自然に消えていきますので経過を見ていただきます。

レーザーによるシミ取りは、再発しにくいのが特徴ですが、照射後5~10年経て再発するケースがあります。

理由としては、一般的なシミである老人性色素斑では、メラニンを異常に蓄えたケラチノサイトが原因ですが1、レーザーでケラチノサイトを破壊しても、紫外線や加齢の影響で再度出てきてしまう可能性があるからです。

同じ付近の皮膚にシミができたり、レーザーを照射した部分はシミが取れていても、その周囲にシミが広がってきて再発と勘違いするケースもあります。

レーザー後の戻りジミを最小にするために、患部をこすらない・触らないこと、紫外線を当てないことを心がけてください。また、患部の保護テープは2週間程度貼りっぱなしにしておくほうが、キレイに治ります。

テープは運動や入浴中の汗で剥がれやすくなります。防水仕様ですが、なるべく患部を水に濡らさないようにご注意ください。

参考文献・サイト

  1. Kadono S, (2001) “The role of the epidermal endothelin cascade in the hyperpigmentation mechanism of lentigo senilis.” J Invest Dermatol. 2001 Apr;116(4):571-7. DOI: 10.1046/j.1523-1747.2001.01296.x PMID: 11286625

ご予約・お問い合わせ

再診の方はお問合せ時に「診察券番号」をお知らせください。
2021年の年末年始のお休みは両院とも12/29~1/5となります。
●高円寺院 TEL 03-5913-7435
月~土 10:30-13:30/15:30-18:30 休診:日 / 祝
●麹町院  TEL 03-6261-7433
平日 11:00-14:00/16:00-19:00 土日 10:00-13:00/15:00-18:00 休診:祝日
※完全予約制となっております。
※大変申し訳ありませんが、お電話が混み合って繋がりにくいことがございます。スタッフの人数が限られておりますので、何卒ご理解をお願いいたします。
※医学的なご質問等で医師が対応する場合、別途「電話再診料」を頂きますのでご了承ください。