肌のクリニック AGA治療

強力なAGA治療

標準的治療では無効な症例、中等度以上の症例には、強力な内服治療を行います。強力な内服治療は、発毛薬としてミノキシジルの内服薬(ミノキシジルタブレット)、脱毛抑制薬としてデュタステリドの内服薬(ザガーロ・デュプロスト)を用います。

前頭部型(M字部分含む)の脱毛症の場合、標準治療での効果は大きくは望めないため、最初から強力な内服治療を行うケースもあります。

強力な内服治療=発毛薬(ミノキシジル内服)+脱毛抑制薬(デュタステリド内服)

ミノキシジルタブレット(ミノキシジル内服製剤)は、ミノキシジルの外用剤よりもより強力に頭髪へ作用しますが、内服薬のために全身の毛が濃くなることや、循環器系の副作用が起こることがあります。

そのため、当院では初診時に基礎疾患の有無を検査、確認して、その後6ヶ月に1度は血圧、血液検査(心不全マーカーを含む)、心電図検査、尿検査を実施し、副作用を未然に防げるようにチェックしています。

ミノキシジルの副作用については、AGA治療ブログの「ミノキシジルの副作用」をご参照ください。

デュタステリド(ザガーロ・デュプロスト)は、フィナステリドと同様に男性ホルモン(DHT)をブロックする薬剤ですが、フィナステリドよりも強力に男性ホルモンを抑制します。

副作用に関しては、フィナステリドと同等としている報告もありますが、長期の比較試験は行われていません。デュタステリドの効果と副作用については、AGA治療ブログの「デュタステリドの効果と副作用1」と「デュタステリドの効果と副作用2」をご参照ください。

その他、ケトコナゾールが2%配合されたニナゾルシャンプーは、男性ホルモンを抑制する作用が証明されており、治療の効果をより高めてくれます。ニナゾルシャンプーについては、AGA治療ブログの「AGA治療におけるケトコナゾールシャンプー」をご参照ください。

ミノキシジルタブレット・デュタステリド

強力なAGA治療の料金

下記の「AGA強力な治療1」は、当院で最もよく行う強力な治療の料金です。症例の写真の方も同様の治療を行っています。

初診時/AGA強力な治療1(ミノキシジルタブレット・デュタステリド・シャンプー)
初診料5,800円
薬代(2ヶ月)
19,380円
・ミノキシジル内服5mg
60錠(2カ月)7,800円
・デュタステリド0.5mg
60錠(2カ月)9,600円
・ニナゾルシャンプー
1本(2カ月)1,980円
検査料
8,820円
・血液 4,680円
・尿 1,680円
・心電図 2,460円
初診時合計
(2ヶ月)
34,000円(2ヶ月)
※1ヶ月あたり17,000円
再診時/AGA強力な治療1(ミノキシジルタブレット・デュタステリド・シャンプー)
再診料2,900円
薬代(4ヶ月)
38,760円
・ミノキシジル内服5mg
120錠(4カ月)15,600円
・デュタステリド0.5mg
120錠(4カ月)19,200円
・ニナゾルシャンプー
2本(4カ月)3,960円
再診時合計
(4ヶ月)
41,660円(4ヶ月)
※1ヶ月あたり10,415円

下記の「AGA強力な治療2」は、AGA専門クリニックでよく行われている治療です。AGAクリニックのオリジナル医薬品と謳われているほとんどの薬剤は、このミノキシジル+フィナステリドという構成でできています。頭頂部型の薄毛や、M字の薄毛でも軽度の場合、この治療でも十分に改善が見込めます。

初診時/AGA強力な治療2(ミノキシジルタブレット・フィナステリド・シャンプー)
初診料5,800円
薬代(2ヶ月)
15,180円
・ミノキシジル内服5mg
60錠(2カ月)7,800円
・フィナステリド1mg
60錠(2カ月)5,400円
・ニナゾルシャンプー
1本(2カ月)1,980円
検査料
8,820円
・血液 4,680円
・尿 1,680円
・心電図 2,460円
初診時合計
(2ヶ月)
29,800円(2ヶ月分)
※1ヶ月あたり14,900円
再診時/AGA強力な治療2(ミノキシジルタブレット・フィナステリド・シャンプー)
再診料2,900円
薬代(4ヶ月)
30,360円
・ミノキシジル内服5mg
120錠(4カ月)15,600円
・フィナステリド1mg
120錠(4カ月)10,800円
・ニナゾルシャンプー
2本(4カ月)3,960円
再診時合計
(4ヶ月)
33,260円(4ヶ月)
※1ヶ月あたり8,315円

内服薬の処方には診察料がかかります。薬剤の種類(国内製か海外製か)、用量によって薬剤代は変動します。

ミノキシジルタブレットを飲んでいる場合は、当院では心不全のマーカー(BNP)を含む各種検査を半年に1度必ず行い、重篤な副作用が起こっていないかを確認しています。

初診時は、副作用等の自覚症状を経過観察するため2ヶ月分、再診時には特に問題がなければ4カ月分薬剤を処方し、その後は3ヶ月~に1回の診察を基本としていますが、ご希望によって最大6ヶ月分の薬を処方することが可能です。

それぞれの料金については、「AGA治療料金表」をご参照ください。

ミノキシジル内服薬と副作用

ミノキシジル内服薬(ミノキシジルタブレット)は、血管拡張作用がある薬で、もともとはアメリカで高血圧患者の血圧を下げる薬として開発された薬です。ところが、ミノキシジルの副作用で、飲んでいた患者さんの髪や体毛が生えだし、濃くなったことで、発毛剤として応用されるようになりました。

ミノキシジルを溶液化して外用剤として製剤化したのが、大正製薬の「リアップ」や、アメリカの「ロゲイン」です。外用剤は発毛剤として認可されていますが、内服剤は発毛剤として認可されていません。

しかし、内服剤は世界各国で発毛剤として高い効果があることがわかっており、現存する治療薬の中では最も発毛効果が高いことは多くの臨床医が知っています。

しかし、局所的な外用剤と比較して、内服薬のほうが直接体内に入る分、副作用のリスクは増大します。

よく起こる副作用として、全身の多毛、赤ら顔、低血圧、反射性高血圧、むくみ、動悸、ニキビ、ほてり、めまい、ふらつきなどがあります。

重大な副作用としては、心不全、狭心症、心筋梗塞、心肥大、不整脈などがあり、心血管系の持病がある方は注意しなければなりません。

当院では、初診時と、その後6ヶ月毎の心電図、BNPを含む採血検査、尿検査、血圧測定を必ず行っており、できる限り未然に副作用を防ぐようにしています。

デュタスリド内服薬と副作用

デュタステリド(ザガーロ・デュプロスト)は、AGAの原因であるDHT(ジヒドテストステロン・男性ホルモンの一種)を生成するのに必要な1型5α-還元酵素と2型5α-還元酵素を阻害することでDHTの生成を抑制します。

DHTの生成を抑制することで効果を発揮するのは、フィナステリドも同様ですが、フィナステリドが2型の還元酵素のみを阻害するのに対し、デュタステリドは1型と2型の還元酵素を阻害するため、より強力にDHTの生成を抑制します。

フィナステリドは、国内の臨床試験で1mgの1年間投与により、 改善効果と維持効果を合わせると、98%の方に効果を認めていますが、デュタステリドは0.5mgの投与で、海外・国内の比較試験でフィナステリド1mgよりも良好な成績を認めています。

フィナステリドの約1.6倍の脱毛抑制効果を認め、特にM字部分を含む前頭部の薄毛に効果を発揮します。

副作用の発現率は、1年間の国内試験ではフィナステリドと同等の副作用を認めています。主な副作用としては、男性ホルモンを抑えるので、性欲の減退、勃起不全、射精障害などの性機能系の副作用があります。臨床的には95%以上の患者には副作用は起こらず、稀な副作用です。

その他の副作用として、本剤を投与された患者で男性乳癌が報告されていますが、デュタステリドと男性乳癌の発現との関連性は証明されていません。なお、 2 ~ 4 年間の海外臨床試験(4325例)において 3 例の乳癌の報告中、デュタステリドが投与された症例では 2 例(曝露期間10週間、11ヵ月)、プラセボのみが投与された症例では 1 例報告されており、国内臨床試験での報告は現在のところありません。

白人を主体とした50~75歳の男性8231例(生検により前立腺癌が陰性かつPSA値2.5~10.0ng⁄mL)を対象とした 4 年間の国際共同試験(日本人57例を含む)において、Modified Gleason Score* 8 ~10の前立腺癌の発現率がプラセボ群(0.5%)に対し本剤群(1.0%)において高かった(相対リスク2.06)との報告があります。

遠隔診療について

デュタステリドの処方は、遠隔診療をご利用いただけます。ミノキシジル内服薬(ミノキシジルタブレット)の処方は、定期的な検査が必要なため、遠隔診療の対象外とさせていただいております。

遠隔診療を利用するには「遠隔診療についての同意書」にご記入して頂く必要がございますので、詳しくは「遠隔診療」のページをご覧いただき、ご希望の方は当院受付までご相談ください。

ミノキシジル内服・デュタステリド内服治療を受けられない方

以下の方は、当院での治療を受けることができない場合があります。

1. AGA治療薬を個人輸入している方

当院では医師の責任の下で医薬品の処方と治療を受けることができる患者さんのみに対し、診療を行っております。医薬品の個人輸入は「自己責任」の下に行うものですので、当院での診療や健康管理は行っておりません。

2. 妊活中(子作り中)の方

デュタステリド内服は、妊活の6ヶ月前に中止していただきます。ミノキシジル内服は、妊活の1ヶ月前に中止していただきます。

3. 女性の方

デュタステリドは女性には処方することが出来ません。ミノキシジル内服薬は、女性へ処方可能ですが、現在の状態・症状などによりますので、診察の際に医師へご相談ください。

4. 18歳未満の方

18歳未満の方は初診時には保護者の方と同伴でなければ、薬の処方はできません。再診時はご本人だけでも診察可能です。また、20歳未満の方へは安全性の問題から、処方できない場合もありますので、詳しくは、診察の際に医師にご相談ください。

5.うつなどの精神疾患や性欲低下がある方

うつ病、統合失調症等の精神疾患を患っている方、性欲の低下やインポテンツ(ED)がある方は、デュタステリドを使用することができない場合があります。詳しくは、診察の際に医師へご相談ください。

6. 重篤な心臓病の既往がある方

心不全、心筋梗塞などの重篤な心臓病の既往がある方は、ミノキシジル内服を使用することはできません。高血圧や不整脈がある方は、診察の際に医師にご相談ください。デュタステリドの内服は問題ありません。

AGA治療についてもっと詳しくお知りになりたい方は、よくある質問をご参照ください。

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