VCセラミド保湿ジェル

VCセラミド保湿ジェル

7種類のヒト型セラミドとビタミンC誘導体を配合した保湿用のジェル。若返りのビタミンと呼ばれるナイアシンアミド(ビタミンB3)を配合し、美白とエイジングケア効果を高めました。高い保湿効果を発揮しながら、さっぱりとべたつかない処方設計です。

※VC誘導体と基剤の種類を変更し、さらに軽く使いやすくなってリニューアルしました。

肌を守る大切な成分「セラミド」

セラミドは人が本来持っている保湿成分で、表皮の一番上の層である角質層に存在しています。肌の細胞と細胞の隙間を埋めている細胞間脂質は、セラミド、脂肪酸、コレステロールなどでできており、セラミドは細胞間脂質の約50%を占める重要な成分です。

セラミドには、油となじみやすい部分(疎水基)と水となじみやすい部分(親水基)を持っています。角質層では、セラミド分子を含む細胞間脂質が一定の方向に隙間なく並び、積み重なっています(油相)。セラミドの親水基側には、PCA・アミノ酸・乳酸などの天然保湿因子(NMF)が存在し、水分を保持しています(水相)。

セラミド

細胞間脂質とNMFが積み重なった層状構造を「ラメラ構造」といいます。油相と水相が繰り返されたこのラメラ構造こそが、皮膚を守るバリア機能と保湿機能の要です。

年齢とともにセラミドは減少

セラミドが不足すると肌はバリア機能を失い、外からの刺激を受けやすくなるとともに、肌の水分が逃げて乾燥肌になります。セラミド3(NP)とセラミド6(AP)は、加齢とともに減少します。また、角化症、魚鱗癬、アトピー性皮膚炎などの患者では、角層内のセラミド1(EOP)、3(NP)、6(AP)が減少しています。

乾燥肌やアトピー性皮膚炎にセラミド配合の外用剤を使用すると、皮膚症状の改善が認められることが報告されています。

セラミドのグラフ

セラミドの種類とその働き

人間の角質層には大分類として11種類のセラミドが存在しており、そこからさらに細かく分類されます。セラミドの表記は日本ではセラミド1などの数字表記ですが、海外ではセラミドEOPなどのアルファベット表記です。化粧品分野では、今後はアルファベット表記に統一されていきます。

それぞれセラミド、セラミド前駆体の機能を下に示します。

セラミド1(EOP):ラメラ構造の構築と維持、バリア機能、水分の保持機能。

セラミド2(NS):水分の保持機能。

セラミド3(NP):水分の保持機能、シワの軽減作用。

セラミド4(EOH):ラメラ構造の構築と維持。

セラミド5(AS):ラメラ構造の構築と維持。

セラミド6(AP):水分の保持機能、角質剥離(ピーリング)作用。

セラミド7(AH):細胞の増殖分化をコントロール。

セラミド9(EOS):ラメラ構造の構築と維持、バリア機能。

フィトスフィンゴシン:セラミド前駆体。セラミドの合成を促進。

カプロオイルスフィンゴシン:セラミド前駆体。セラミドの合成を促進。

カプロオイルフィトスフィンゴシン:セラミド前駆体。セラミドの合成を促進。

保水力が最も高いヒト型セラミド「Skinmimics(スキンミミックス)」

「植物セラミド」、「天然セラミド」、「疑似セラミド」、「合成セラミド」などセラミド原料には沢山の種類、呼称がありますが、当院では「ヒト型セラミド」をおすすめしています。

「ヒト型セラミド」は人の皮膚に存在するセラミドと同じ構造をしているため、角層内に自然に浸透し、肌本来のバリア機能を修復して、保湿作用を発揮します。

VCエチルセラミドゲルには、セラミド研究のリーディングカンパニーであるドイツEVONIK社の「Skinmimics(スキンミミックス・セラミド原料)」を採用しています。当院のセラミドゲルには、推奨濃度である3%のSkinmimicsを配合しています。

Skinmimicsは、皮膚に存在するものと同一構造、同一分子量を有するセラミドと、新たに開発された植物由来コレステロール、ベヘン酸、スフィンゴカイン(セラミド前駆体であるカプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシン)の混合物です。セラミドには長鎖型セラミド5種類 (セラミド EOP、EOS、NS、 NP、AP)が含まれています。

Skinmimicsには、以下の作用があります。

1.保護機能・・・角層の脂質バリアーの膜構造の欠陥を正常化し、修復します。

2.予防機能・・・皮膚の構成物質の前駆体を補充して、皮膚内での脂質合成を促進します。

3.再生機能・・・表皮の再生と修復を促進します。

安心と実績のビタミンC誘導体「アスコルビルリン酸Na」

アスコルビン酸はビタミンCのことです。アスコルビルリン酸Naは、ビタミンCにリン酸が付いたビタミンC誘導体(VC誘導体)で、古くから皮膚科でニキビの治療(※)や美肌、美白目的に使用されてきました。ビタミンCは酸素に弱く、空気に触れるとすぐに酸化してしまうので不安定でした。アスコルビルリン酸Naは、ビタミンCにリン酸を付けたことで安定性が増し、空気に触れても酸化せずに不活性のままです。

VC誘導体であるアスコルビルリン酸Naは、皮膚上の酵素でリン酸が切断され、アスコルビン酸に変わります。そのため、肌に触れるまでは不活性ですが、VCセラミド保湿ジェルを肌に塗ると、VC誘導体がビタミンCに変換され、効果を発揮します。VC誘導体は、ニキビの抑制、メラニンの抑制、コラーゲンの合成促進、肌の細胞寿命の延長、紫外線に対する細胞障害の抑制、高い抗酸化作用(活性酸素除去)など、様々な効果効能が報告されています。

※Klock J, : Sodium ascorbyl phosphate shows in vitro and in vivo efficacy in the prevention and treatment of acne vulgaris, Int J Cosmet Sci, 2005; 27: 171―176.

若返りのビタミン「ナイアシンアミド」

「ナイアシンアミド」は、ビタミンB群の一種で、別名「ニコチン酸アミド」または「ビタミンB3」とも呼ばれます。近年、アンチエイジング効果が注目されている成分です。ナイアシンアミドには、以下のような肌に対する作用があることがわかっています。

1.メラニンの生成を抑え、肌を美白する作用

2.セラミドの合成を促進し、肌のバリア機能を高める作用

3.ニキビ、肌荒れを予防する作用

4.血行促進作用

ナイアシンアミドの美白作用(予防美白)は、医薬部外品として厚生省からも効能効果が認められています。美白成分として医薬部外品に0.1%~1%の濃度で配合されていますが、当院のVCエチルセラミドゲルには、ナイアシンアミドを2%配合しています。

VCセラミド保湿ジェルについての質問

Q. EGホワイトクリームとVCセラミド保湿ジェルのどちらがお勧めですか?

A. EGホワイトクリームはW/O処方という油分の中に水分が分散したタイプのクリームです。それに対し、VCエチルセラミドゲルはO/W処方という水分の中に油分が分散したタイプのゲルです。

EGホワイトクリームは、リッチな感触で肌に残るのに対し、VCセラミド保湿ジェルは、しっとりとした付け心地ですがべたつきません。

両方とも高保湿タイプですが、保湿力はEGホワイトクリーム>VCセラミド保湿ジェルですので、肌質によって選んでください。

両方お使いになる場合は、VCセラミド保湿ジェルの後にEGホワイトクリームをお使いください。

Q. 他社のセラミド配合クリームには、セラミドが数%配合されたものがありますが、違いはありますか?

A. セラミドが数%と高濃度配合されたクリームもありますが、いくつかチェックするべき項目があります。

一つ目は、疑似セラミドや馬セラミドなど、本来のヒト型セラミドではない成分が高濃度に配合されているケースです。

二つ目は、ヒト型セラミドを配合しているものの、セラミド2(NS)やセラミド3(NP)など、特定のセラミドだけが高濃度で配合されていて、セラミド1(EOP)やセラミド9(EOS)などの高価なセラミドは、低濃度しか配合されていないケースです。

皮膚には多種多様のセラミドが存在しており、単一のセラミドよりも複数のセラミドを配合した方が、保湿効果やバリア機能を高めることが報告されています。そのような観点から、当院のVCセラミド保湿ジェルには、複合セラミド原料であるEVONIK社のSkinmimicsを3%配合しており、十分に高配合であると考えています。

また、セラミドだけではなく、美白効果の高いVC誘導体やナイアシンアミドを配合し、高美白・高保湿のゲルとなっています。

VCセラミド保湿ジェル 3,780円 +税
ヒト型セラミド7種類とVC誘導体・ナイアシンアミドを配合し、ふっくらとしたハリと透明感のある素肌へ導きます。
内 容 量 / 30ml
使用期限 / 処方日より室温:3ヶ月
※常温保存可能ですが、直射日光や高温多湿な場所を避け、お早めにお使いください。
使 用 感 / しっとりするがべたつかない
無香料 無着色 アルコールフリー パラベンフリー
有効成分 / リン酸アルコルビルNa2%(VC誘導体・美白) ナイアシンアミド2%(ビタミンB3・美白) セラミドEOP(保湿) セラミドNS(保湿) セラミドNP(保湿) セラミドAP(保湿) セラミドEOS(保湿) カプロオイルスフィンゴシン(セラミド前駆体・保湿) カプロオイルフィトスフィンゴシン(セラミド前駆体・保湿)
他の成分 / 水 グリセリン(保湿) スクワラン(炭化水素・保湿) (アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー(増粘剤) リゾレシチン(乳化) クエン酸(PH調整) クエン酸Na(PH調整) コレステロール(保湿) ベヘン酸(脂肪酸・保湿) セテアレス-25(乳化) セタノール(乳化安定) フェノキシエタノール(防腐)

※院内で調剤しているため、内容量に多少の誤差が生じます。また、内容の見直しなどで、成分が一部変更になる場合がありますので、ご了承ください。