美肌と美白作用を持つ「ビタミンC誘導体」と 「ヒトプラセンタエキス」に加え、「トラネキサム酸」を美白成分として配合。
「EGF」の働きで内側から肌を修復し、高分子ヒアルロン酸と天然保湿因子アミノ酸の力で、潤いのある素肌に導く医療用の保湿化粧水です。
- 無香料
- 無着色
- 防腐剤フリー
- アルコールフリー
- オイルフリー
- 合成界面活性剤フリー
- ポリリジンを配合しているため、穀物系の特有の臭いがすることがございます。
- 基本のプラセンタはメルスモンです。ラエンネックを配合した場合、プラセンタ特有の臭いが強くなります。
EGホワイトローション プラセンタ有 4,048円(税込) プラセンタ無 3,542円(税込) |
内容量 / 110ml ※院内調剤のため内容量に多少の誤差が生じます。 |
使い方 / 適量を手の平にとって、お顔全体、首などに馴染ませてください。 |
使用期限 / 要冷蔵 処方日より2ヶ月 ※冷蔵庫保存でお早めにお使いください。 |
機能性成分 / リン酸アスコルビルNa 約2%(ビタミンC誘導体・美白) ヒトプラセンタエキス 約2%(美白・保湿) トラネキサム酸 約1%(美白) ヒアルロン酸Na(保湿) EGF 約5000単位 / 110ml(上皮成長因子) |
他の全成分 / 水 グリセリン(保湿) BG(保湿・静菌) PCA-Na(アミノ酸・保湿) 乳酸Na(保湿) アルギニン(アミノ酸・保湿) アスパラギン酸(アミノ酸・保湿) PCA(アミノ酸・保湿) グリシン(アミノ酸・保湿) アラニン(アミノ酸・保湿) セリン(アミノ酸・保湿) バリン(アミノ酸・保湿) プロリン(アミノ酸・保湿) トレオニン(アミノ酸・保湿) イソロイシン(アミノ酸・保湿) ヒスチジン(アミノ酸・保湿) フェニルアラニン(アミノ酸・保湿) ポリ-ε-リシン(保湿・静菌) |
プラセンタ– Placenta –
プラセンタの美白、美肌作用については、多数の研究報告があります。また、ヒトプラセンタの注射には、下記に示す様々な作用が報告されています。
- 保湿作用
- 美白作用
- 活性酸素除去
- 血行促進
- 新陳代謝促進
- 細胞の再生
- 抗炎症作用
- 抗アレルギー
当院のEGホワイトローションとEGホワイトクリームは、院内調剤で「ヒトプラセンタエキス」を配合しています。
2種類のヒトプラセンタ
EGホワイトローションには、ヒトプラセンタエキス「メルスモン」を配合しています。ご希望の方はオプション(無料)でラエンネックをご選択いただけます。
ラエンネックの方がプラセンタ濃度が10%ほど高い反面、特有のにおいが強いため、肌につけると気になる方もいらっしゃいます。そのため、ご希望がない場合にはメルスモンで調剤しています。
メルスモン | ラエンネック | |
---|---|---|
胎盤エキス | 100mg | 112mg |
におい | 弱い | やや強い |
添加物 | ベンジルアルコール | ペプシン 乳糖 PH調整剤 |
刺激性 | なし | なし |
EGF– Epidermal Growth Factor –
EGF(Epidermal Growth Factor|上皮成長因子)は、アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士によって発見された細胞の新生、再生を促すタンパク質です。
人間がもともと体内に持っているタンパク質で、肌細胞の再生能力を引き上げて、肌のターンオーバーを正常化する働きが報告されています。
加齢とともに減少するEGF
EGFの量は生まれたばかりの新生児が最も多く、20代後半から急激に減り始め、30代では20代の時と比べて3分の1にまで減少してしまいます。
肌の老化は、体内のEGFが加齢とともに減少することで、肌細胞の再生能力が衰えるこが一因であると考えられています。
(図)Age-related decrease of urinary excretion of human epidermal growth factor (hEGF) Masahito Uchihashi,Life Sciences,Vol.31,P679-683
EGFの細胞新生作用
EGF配合クリームを60日間塗布した流動細胞計測法による試験では、新生細胞数の増加を認め、EGFの抗老化作用が報告されています。US5618544 A Gregory L. Brown
EGホワイトローションはEGFを約0.045ppm配合しています。
美白成分「トラネキサム酸」– Tranexamic Acid –
EGホワイトクリームは、メラニンを作る細胞の働きを抑え、肝斑や色素沈着を改善させる「トラネキサム酸」を1%配合しています。トラネキサム酸については、「EGホワイトクリーム」のページをご覧ください。
VC誘導体「アスコルビンリン酸Na」– L-Ascorbic Acid 2-Phosphate Trisodium Salt –
アスコルビン酸とは、ビタミンCのことです。アスコルビルリン酸Naは、ビタミンCにリン酸が付いたビタミンC誘導体で、古くから皮膚科でニキビの治療や美肌、美白目的に使用されてきました。*
ビタミンCは酸素に弱く、空気に触れるとすぐに酸化してしまうので不安定でした。アスコルビルリン酸Naは、ビタミンCにリン酸を付けたことで安定性が増し、空気に触れても酸化せずに不活性のままです。
アスコルビルリン酸Naは、皮膚上の酵素でリン酸が切断され、ビタミンCに変わります。そのため、肌に触れるまでは不活性ですが、EGホワイトローションを肌に塗ると効果を発揮します。
VC誘導体の作用には以下のものが報告されています。
- ニキビの抑制
- メラニンの抑制
- コラーゲンの合成促進
- 肌の細胞寿命の延長
- 紫外線に対する細胞障害の抑制
- 抗酸化作用(活性酸素除去)
*Klock J, : Sodium ascorbyl phosphate shows in vitro and in vivo efficacy in the prevention and treatment of acne vulgaris, Int J Cosmet Sci, 2005; 27: 171―176.