最終更新日 2026年2月15日
これまで、プラセンタ注射を一度でも受けたことがある方は献血ができないとされてきました。
しかしこの献血制限について、2026年秋頃を目途に解除されることが決定しています。
「プラセンタ注射をすると一生献血できないのでは?」「いつまで献血できないの?」と不安に感じていた方にとって、重要な制度変更となります。
なぜプラセンタ注射をすると献血ができなかったのか
プラセンタ注射(ヒト胎盤エキス製剤)は、過去に理論上の安全性への配慮から、献血制限の対象とされていました。
これは、実際に健康被害が確認されたためではありません。
「万が一のリスクを完全に否定できない以上、慎重に対応する」という考え方に基づく措置でした。
なお、この献血制限は献血のみに関するものであり、輸血を受けることが制限されるわけではありません。
献血制限が解除される理由
その後、長年にわたる使用実績や科学的な検証が積み重ねられ、現在では献血制限を継続する医学的な合理性は低いと判断されるようになりました。
これを受けて、厚生労働省(厚労省)はプラセンタ注射歴に関する献血制限の見直しを正式に発表しています。
詳しくは、厚労省の「欧州等滞在歴及びヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用歴に係る献血制限の見直しについてのQ&A(令和8年2月)」をご参照ください。
「プラセンタ注射=一生献血できない」は過去の情報です
インターネット上では今も、
「プラセンタ注射をすると一生献血できない」
「誤って献血してしまったらどうなるの?」
といった情報を見かけることがあります。
しかし、これらは制度改正前の情報に基づくものです。
2026年秋以降は、過去にプラセンタ注射を受けたことがある方も献血が可能になる予定です。
※ 2026年秋頃までは、従来どおり献血制限が継続される予定です。
※ プラセンタ注射は生物由来製剤のため、治療にあたっては今後も同意書の取得が必要となります。
プラセンタ注射について
肌のクリニックでは、医師の管理のもと、 安全性に配慮したプラセンタ注射を行っています。
プラセンタ注射の効果や注意点については、「プラセンタ注射」のページで詳しくご案内しています。
まとめ
- プラセンタ注射による献血制限は2026年秋頃に解除予定
- 「一生献血できない」という情報は現在では正確ではありません
- 厚労省が正式に制度見直しを発表しています
- 古い情報ではなく、最新の制度を正しく理解することが大切です


