針脱毛

針脱毛とは、電気針を使用して毛包に直接働きかることで、ムダ毛を処理する方法です。
当院では、古くから実績のあるニドー社の針脱毛機器を使用しています。絶縁針を使用し、皮膚表面による火傷のリスクを抑えた脱毛が可能です。

針脱毛の流れ

STEP

針脱毛前

針を通す前にクーリングをします。冷やすことで、痛みを軽減します。

（※針脱毛をするには、ピンセットでつまめる毛の長さ（2mm以上）が必要です。剃毛せずに、毛足の長いままご来院ください。）

STEP

針脱毛実施

毛穴から針を通し、短時間の通電をすることで、毛を産生する組織の「毛包（もうほう）」を破壊します。

STEP

通電後

通電した後は、ピンセットで毛を除去します。しっかりと脱毛できていれば抵抗なくスルリと毛が抜けます。

その後、痛みや炎症を抑えるためにもう一度クーリングをします。

針脱毛はレーザー脱毛で難しい毛も脱毛可能

針脱毛は、レーザー脱毛で硬毛化した毛に有効です。また、レーザー脱毛は白髪のようなメラニンがない毛には反応せず、脱毛できません。針脱毛ではメラニンの有無は関係ないため、白髪の毛にも有効です。

針脱毛のメリット・デメリット

針脱毛のメリット

他の脱毛方法に比べて、より永久的な効果が期待でき、脱毛回数が少なく済む
レーザー脱毛では難しい、白髪、硬毛化している毛にも有効
1本1本脱毛するため、目に近い眉毛や髭の細かいデザインも脱毛可能
色素沈着した肌、ホクロの毛でも安全に脱毛できる

針脱毛のデメリット

脱毛したい毛が多い場合は時間がかかる。レーザー脱毛の方が効率が良い
レーザー脱毛と比べて、部位によっては痛みが同等か強い（個人差があります）

レーザー脱毛と比べると、針脱毛の方が毛や肌の質に左右されずに脱毛できる利点がある一方で、1本1本脱毛することから時間や費用の効率は劣るところがあります。
それらを踏まえ、当院ではレーザーや光脱毛後の硬毛化した毛や、レーザーに反応しない白髪等に針脱毛をお勧めしています。また、広範囲の毛を脱毛したい場合は、レーザー脱毛を5～10回受けていただき、毛を減らした後に、気になる部分のみ針脱毛する方が効率が良いでしょう。

痛み対策について、施術前後にクーリングいたします。当院では麻酔の併用はしておりませんが、しっかりとクーリングすることで痛みを軽減できます。

針脱毛したのに同じ付近から毛が生えてくるのはなぜ？

針脱毛もレーザーと同様、成長期の毛根に施術をすることで永久脱毛を実現できますが、毛が成長期を迎えて体表に出ているタイミングで脱毛をする必要があります。体表に出ている毛は全体の20%程度しかないため、5～6回の施術が必要になることもあります。

また、太い白髪や同じ毛穴から複数本の毛が生えている場合は、出力を上げても十分に毛包を破壊できない場合があります。

脱毛施術による硬毛化については、下記のブログ記事をご覧ください。