肌のクリニックレーザー外来

イボ・ホクロ治療

肌のクリニックでは、炭酸ガスレーザーやQスイッチYAGレーザーによるイボ・ホクロの除去を行っています。

原則、初診時は診察のみとなり、当日施術はできませんのでご了承ください。ただし、診療時間に空きがある場合は当日施術を行う場合もあります。当院では、イボ・ほくろは5mm以下のものしかお取りしていませんのでご了承ください。

ホクロ

ホクロは炭酸ガスレーザーという皮膚を蒸散させるレーザーで削り取ります。炭酸ガスレーザーは血を止める止血作用があるレーザーですので、出血もなく綺麗にホクロを取ることが可能です。

通常は1回の治療で終了しますが、取り残しや再発がある場合は、半年後に再度炭酸ガスレーザーで治療を行います。

炭酸ガスレーザーは、メスで切り取るよりも傷跡はずっと少なくなりますが、皮膚を削るレーザーですので、多少の跡や凹みは残る可能性があります。当院では必要以上に深く削ることはせず、術後にハイドロコロイドテープを用いて「湿潤療法」を行い、傷がきれいに治るようにしています。また、QスイッチYAGレーザーを併用して、深い部分の「母斑細胞」を破壊し、できる限り削り取る皮膚を少なくすることもあります。

2mm以下の小さなホクロで、盛り上がっていない平らなものは、QスイッチYAGレーザー(波長1064nm)のみで取ってしまうこともあります。炭酸ガスレーザーは皮膚を蒸散させて(削り取って)ホクロを取り除きますが、QスイッチYAGレーザーは、黒い色素に反応するだけですので、皮膚にダメージを与えません。そのため、傷跡(凹みなど)が残らないという利点があります。特に体の瘢痕が残りやすい部位(胸など)は、QスイッチYAGレーザーを選択することがあります。

ただし、QスイッチYAGレーザーの場合は、黒い色素のみを取り除くだけで、盛り上がったホクロを削る作用はありません。また、一度で取れないことも多く、半年間隔で3回以上の治療が必要になることもあります。小さくて平らなホクロで、絶対に瘢痕を残したくないという場合のみQスイッチYAGレーザーを選択しますが、通常は炭酸ガスレーザーで取ります。

当院では、ホクロの除去は5mmまでの大きさとしており、それ以上のサイズの治療は行っておりませんのでご了承ください。

ホクロは、炭酸ガスレーザーの施術で取り残しや再発がある場合、施術後半年に限って無料で再施術を行います。(QスイッチYAGレーザーで取る場合は、適応外となります。)

赤いホクロ・赤いイボ(老人性血管腫)

赤いホクロは、老化によって起こる「老人性血管腫」と呼ばれるものです。赤ぼくろなどとも呼ばれます。1~2mmの大きさで、首や体にできることが多いのが特徴です。

小さく平坦なものは、原則、ロングパルスYAGレーザーやダイレーザーで治療したほうが良いでしょう。ロングパルスYAGレーザーやダイレーザーは、皮膚を蒸散させずに、赤い色素だけに反応するため、瘢痕を残さず治療することが可能です。特に胸などの瘢痕が残りやすい部位は、できる限りロングパルスYAGレーザーやダイレーザーを使用することをおすすめします。

当院のロングパルスYAGレーザーはスペクトラという機種のため、ロングパルスに特化したレーザーではないため、赤いホクロにはあまり威力を発揮しません。炭酸ガスレーザーでも比較的簡単に治療でき、ほとんど瘢痕を残すこともないため、当院では炭酸ガスレーザーで治療しますが、ロングパルスYAGレーザーやダイレーザーで治療したい方は、当院ではなく他の医療機関でレーザーを受けるのが良いでしょう。

首のイボ(軟性線維腫)

老化によって起こるイボに軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)があります。別名「アクロコルドン」とも呼ばれ、首に小さなブツブツができている場合は、アクロコルドンのことがほとんどです。首以外にも腋の下や股など、皮膚が柔らかい部位にできやすいという特徴があります。また、茎をもったものは俗称「スキンタッグ」とも呼ばれていますが、同じものです。

1~2mmの小さなものが多いので、炭酸ガスレーザーで蒸散させてしまうのが良いでしょう。少数であれば無麻酔、または、テープ麻酔をします。数が多い場合はクリーム麻酔をして行いますので痛みはありません。

脂漏性角化症

老化や紫外線によって起こってくるイボです。老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)、年寄りイボなどと呼ばれることもあります。一見シミやホクロのようにも見えますが、表面がザラザラしており、やや盛り上がっているのが特徴です。

炭酸ガスレーザーが最も良い適応になります。少数であればテープ麻酔を、数が多い場合はクリーム麻酔をして行いますので痛みはありません。

稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)

稗粒腫は、大きさ1〜2mm以下の白い良性腫瘍です。中には5mm程度の大きなものもあります。自然にできることもありますが、ニキビなどの炎症が起こった後に起こることも多く、白ニキビとよく勘違いされます。

ニキビは治ったけれど、白ニキビがずっと顔に残っているといった場合、稗粒腫であることがほとんどです。稗粒腫の内容物は角質の塊です。 稗粒腫の好発部位は目の周りですが、ニキビが出来た後にできることも多いことから、顔の至る所にできることもあります。

小さなものがほとんどですので、炭酸ガスレーザーで蒸散させてしまうのが良いでしょう。

イボ・ホクロのレーザー治療料金

項目料金(税別)
初診料
2,900円
再診料(施術のみ不要)980円
ホクロ(※保証あり)2mm以下 7,000円
2~5mm 14,000円
・稗粒腫(ひりゅうしゅ)
・老人性血管腫(赤いホクロ)
・首のイボ(アクロコルドン)
・脂漏性角化症(老人性いぼ)
2mm以下 3,000円
2~5mm 6,000円
2mm以下20個~40個 59,800円
湿潤療法テープ
(ハイドロコロイド)
実費
クリーム麻酔(必要時)顔1面 3,000円
体は面積による
テープ麻酔(必要時)1枚 300円

ホクロは、炭酸ガスレーザーの施術で取り残しや再発がある場合、施術後半年に限って無料で再施術を行います。(ホクロ以外のイボや、YAGレーザーでの施術は保証外です。麻酔・テープ・診察料は別途かかりますのでご了承ください。)

イボ・ホクロ治療のよくある質問

当日施術を受けることはできますか?
原則、当日施術はできません。また、イボ・ホクロは5mm以下のものしかお取りしていませんのでご了承ください。
イボ・ホクロのレーザー治療を受けられない場合はありますか?
当院では、直径5mm以上のイボ・ホクロ、上まぶたのイボ、ホクロの治療は行っておりません。
イソトレチノイン(アキュテイン)の内服をしている方は、治療中止後6ヶ月間以上の間隔を空ける必要があります。また、ケロイド体質の方は、レーザーによって瘢痕が残ることがあるため、原則お勧めしません。
保険は効きますか?
当院でのレーザー治療は保険適応ではありませんので、全額自費診療となります。ADMは保険適応になるものもあるため、お近くの皮膚科にご相談ください。
ダウンタイムはありますか?
炭酸ガスレーザーで皮膚を削るため、ホクロやイボを取った後は、凹みができます。傷を平らにするため、1週間~2週間程度ハイドロコロイドパッチを患部に貼っていただきます。QスイッチYAGレーザーで取った場合は、凹みになりませんので、エアウォールUVという紫外線をカットする透明なテープを10日間ほど貼っていただきます。
痛みは強いですか?麻酔は必要ですか?
QスイッチYAGレーザーでの治療の場合、痛みは輪ゴムで弾かれる程度のため、麻酔なしでも問題がない痛みです。炭酸ガスレーザーの場合は、表面麻酔(テープ麻酔かクリーム麻酔)をすれば痛みはほとんど感じません。イボやホクロが大きい場合は、注射による局所麻酔を使用することもあります。
施術後に注意することはありますか?
皮膚を綺麗にするため、ハイドロコロイドパッチの保護テープを1週間~2週間は剥がさないようにしてください。特にホクロの場合、深く削ることもあるため、2週間程度(傷口から滲出液が出なくなり、テープが白くふくらまなくなるまで)、ハイドロコロイドパッチで湿潤療法を行ったほうが傷跡が残りにくくなります。