アフターピル

杉並区と千代田区にある「肌のクリニック」では、緊急避妊用として、モーニングアフターピルを処方しています。ノルレボのジェネリック医薬品にすることによって、値段を安くでき、より確実に望まない妊娠を避けることが可能です。

アフターピルとは、性行為の後にのむ緊急避妊薬です。セックスの際に避妊が上手くいかなかった、避妊せずにしてしまったなど、望まない妊娠を避けることができます。性行為後、早く飲めば飲むほど効果的で、72時間以内に飲むことで、排卵を抑制したり、排卵を遅延させて避妊をします。

従来のヤッペ法で使われていたプラノバールは、ノルレボより安いものの効果は落ち、副作用も多くあるため、現在はノルレボの使用が主流になっています。

アフターピルの避妊効果

アフターピル(レボノルゲストレル1.5mg)の避妊率は、12時間以内に服用した場合約95%、72時間以内に服用した場合約80%です。これは妊娠阻止率であり、実際にアフターピルを72時間以内に服用したにも関わらず、妊娠してしまう確率は0.5%~4.1%とされています。

実際に妊娠してしまう率は以下の表の通りです。

性交渉後の服用時間妊娠率
~12時間以内0.5%
13時間~24時間1.5%
25時間~36時間1.8%
37時間~48時間2.6%
49時間~60時間3.1%
61時間~72時間4.1%

いつもらいに行く?

アフターピルを飲むタイミングが遅くなればなるほど、避妊効果はどんどん下がってしまいます。性交渉後、妊娠しているかどうか迷った場合、できるだけ早めにご来院ください。

72時間を過ぎてしまった場合

性交渉後72時間を過ぎてしまった場合でも、120時間以内であれば妊娠率を下げることができます。性交渉後に安全に避妊できる方法はアフターピル以外ないため、できることをやっておきましょう。

予約は必要?

当院は完全予約制ですが、アフターピルの処方には予約は必要ありません。診療時間をご確認いただき、直接ご来院ください。ただし、不定期な休診日の場合があるため、ご来院前に各医院へお電話ください。診療時間外は対応しておりませんのでご了承ください。

アフターピルの価格

  1. 内服薬の処方には診察料がかかりますのでご了承ください。
  2. 1錠予備に処方してほしいなど、複数錠処方することも可能です。
  3. アフターピルの避妊率はピルやミニピルに劣りますので、避妊成功後はピルやミニピルによる避妊をお勧めします。
項目価格(税別)
初診料2,980円
再診料980円
ノルレボジェネリック
(レボノルゲストレル1.5mg)
1錠 2,980円

LNG法とヤッペ法

ノルレボやそのジェネリックは、レボノルゲストレルという黄体ホルモンが主成分です。レボノルゲストレルを使った避妊方法をノルレボ法や、その頭文字をとってLNG法と呼びます。

避妊緊急避妊法として、LNG法のほかに、従来の中用量ピル(プラノバール)を使ったヤッペ法があります。ヤッペ法は2回服用が必要であり、吐き気や嘔吐などの副作用が起こりやすく、避妊率もLNG法と比較して劣ることから、現在ではほとんどのクリニックでLNG法が採用されています。

緊急避妊法LNG法ヤッペ法
妊娠阻止率85%57%
非妊娠率98.9%96.8%
薬剤ノルレボプラノバール
服用法1回2回
副作用少ない多い

*妊娠阻止率とは、生理周期から推察して、妊娠の可能性がある時期に内服した時の妊娠しなかった割合です。
*非妊娠率とは、生理周期に関係なく内服した時の妊娠しなかった割合です。避妊成功率と書かれている場合もあります。

LNG法は1回の服用で済みますが、1回で2錠飲む場合と、1錠だけでよい場合があります。これはノルレボの容量の違いだけです。ノルレボには、レボノルゲストレルが0.75mg入った規格のものと、1.5mg入った規格のものがあり、0.75mgの場合には2錠飲む必要があります。

ノルレボ錠は国内では非常に高価であり、15,000円~20,000円程度の費用がかかるところがほとんどです。緊急避妊が必要な際に、「価格が高すぎて避妊ができない」ということにならないよう、当院では、ノルレボ(1.5㎎)のジェネリック医薬品を処方しています。

レボノルゲストレルによる避妊機序

ノルレボには、第二世代の低用量ピルであるトリキュラーやアンジュ、ラベルフィーユと同じ黄体ホルモンである「レボノルゲストレル」が配合されています。

レボノルゲストレルは、その黄体ホルモン作用により排卵を抑制します。排卵前のタイミングで内服し、排卵が抑えられれば、受精することはありません。これが、レボノルゲストレルの第一の避妊メカニズムです。

第二の避妊メカニズムは、レボノルゲストレルが受精卵の着床障害を起こさせることです。着床とは、精子と卵子が合わさった受精卵が、子宮の壁に付くことを言います。自然条件下では、排卵後の5~7日後に黄体ホルモンの作用によって着床しやすい環境が作られます。

しかし、レボノルゲストレルを投与すると、黄体ホルモン作用によって着床しやすい環境がすぐに作られます。受精卵が子宮壁に到着するタイミングで、着床しやすい環境になっていないといけませんが、この着床しやすい環境は、時間経過ですぐに着床しにくい状態へ変化してしまいます。その結果、レボノルゲストレルを飲むことで、受精卵が子宮壁に到着するころには、すでに着床しにくい状態へと変化し、着床ができなくなります。

その他の作用機序として、受精阻害作用などが報告されています。

アフターピルで避妊が成功した判断するには

アフターピルで避妊が成功したかどうかは、次の生理がくるかどうかで判断します。アフターピルを飲んだ後、早い人では数日後に生理(出血)があります。遅い人でも生理予定日と同じ頃に出血があります。もし生理が予定日より1週間以上遅れているようでしたら、市販の妊娠検査薬を使って、妊娠していないか確認してください。

避妊に失敗してしまった場合

アフターピルを飲んでも妊娠してしまった場合でも、胎児に影響はありません。妊娠を希望される方は、そのままで構いません。妊娠を希望されない方は、産婦人科にご相談ください。

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