医師紹介

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岩橋 陽介 Iwahashi Yosuke– 院長, 皮膚科医 Director, Dermatologist –

岩橋陽介

院長の岩橋と申します。

私は、もともとは内科全般(生活習慣病や、ホルモンなどの内分泌)と循環器(心臓、血管)を専門領域としていました。

17年前から皮膚科の外来診療を始めましたが、きっかけは、私自身が長年ニキビに悩まされていたことによります。

小学生から悩んでいたニキビは、生活習慣を改善しても皮膚科に行っても15年以上治りませんでした。

医学生の頃にアメリカに2ヶ月だけ研修に行く機会があり、皮膚科の医師から海外ではイソトレチノインやホルモン療法がニキビの治療の主流になっていることを学びました。

医師になった後に、まず自分自身のニキビをイソトレチノインで治療しました。長年、様々な皮膚科へ通院しても治らなかったニキビが、わずか2クールで完治し、改めて日本と欧米のニキビ治療の差を実感しました。

同じようにニキビに悩んでいる患者さんへ、欧米で行われている標準治療を安全に正しく提供したいという思いから、17年前に前院で「ニキビ治療専門外来」を立ち上げました。地域の中核病院で内科医として救急医療を担いつつ、外勤日を利用してクリニックで皮膚科・ニキビ診療にあたっていましたが、その後、皮膚科・美容皮膚科診療に徐々にシフトして、現在に至ります。

私が診療を始めたころは、アメリカ皮膚科学会のガイドラインに沿ってイソトレチノイン(アキュテイン)やホルモン治療を積極的に行っている医師は、国内にはほとんどいませんでした。そのような中、治療した重症ニキビ患者さんの数は、15,000人を超えるまでになりました。

国内で最も多くの症例を経験している医師の一人であると自負しています。どこへ行っても治らず諦めている方は、ぜひ当院へご相談ください。

AGAに関しては、メリット・デメリットを説明し、患者さんの希望に添った治療を行っています。フィナステリドやミノキシジル外用薬を使用した標準治療、強力な発毛作用があるミノキシジルタブレット、デュタステリドを用いた治療を行っています。

シミ・イボ・ホクロ治療、ニキビ跡治療、医療脱毛に関しては、2院で合計14機のレーザーを導入しており、症状に応じて様々な種類のレーザーを組み合わせて治療を行っています。レーザーの症例数では都内屈指であると自負しており、大学病院や民間病院よりも多くの患者さんの治療にあたっています。もちろん、当院の全ての医師がレーザー治療に長けております。

ボトックス(コアトックス)やヒアルロン酸を組み合わせたシワ治療や、ハイフによるたるみ治療など、アンチエイジング治療にも力を入れています。

その他、全国でも珍しい調剤化粧品という医薬品原料の化粧品を処方しています。ニキビやアトピーに悩む患者さんは敏感肌なので、化粧品でトラブルを起こしてしまう方がいます。患者さんから「何かいいものはないですか?」という相談を受け、せっかく院内で作るのであれば、防腐剤等は極力使用せず、本当に肌に良いものを提供したいという思いで、17年前から作り始めたのがきっかけです。

当院の患者さんは、よりキレイで健康でありたいという方から、肌や髪に悩みを持つ方まで、様々です。

そのような患者さんの要望や悩みに対して正面から向き合い、正しい治療を行って改善させていくことが使命であると考えています。患者さんに対して、ときには「気にしすぎないほうが良いですよ。今のままでも問題ありませんよ。」と治療をお勧めしないこともあります。それは、当院が患者さんの不安を煽ってビジネスをしているわけではなく、患者さんにとって何が一番良いかを考えているからです。

肌のクリニックは、現在、高円寺と麹町に2院を展開しています。医師はもちろんのこと、スタッフ一同、患者さんに寄り添った医療を提供できるよう、日々研鑽してまいります。

医師:岩橋 陽介

略歴資格・学会
2003年 三重大学医学部卒業
VA Palo Alto Health Care System 実習
2003年 関東中央病院
2006年 総合病院 厚生中央病院
2006年 山口クリニック皮膚科(非常勤)
2011年 山口クリニック皮膚科(常勤)
2015年 肌のクリニック開業
日本内科学会認定医
日本抗加齢医学会専門医
全国プラセンタ療法研究医師の会
千代田区医師会
化粧品成分検定上級スペシャリスト
日本化粧品検定1級
ボトックスビスタ®施注資格
ジュビダームビスタ®施注資格

涌水 陽子 Wakimizu Yoko– 副院長, 皮膚科医 Vice director, Dermatologist –

涌水陽子

副院長の涌水と申します。

私は、医師になる前に薬学部を卒業しており、薬剤師免許と医師免許の両方を取得しています。

当院勤務前は大学病院や民間病院の皮膚科を経て、都内クリニックにて皮膚科、美容皮膚科の外来を担当していました。

美容皮膚科医としての経験が長く、ニキビ・AGA治療の他にも、各種レーザーによる治療、ヒアルロン酸やボトックスの注入、スレッドリフト等のアンチエイジング治療に携わっておりました。

ヒアルロン酸などの注入治療では、患者さん個々の骨格の形状、靭帯のたるみ、皮膚の状態を判断し、ナチュラルで美しい仕上がりを意識して行っています。

さて、近年、男女問わず美容医療の需要が高まっており、美容医療市場は、急速に拡大をみせています。医療機器や治療薬も、日々進化していますので、多くの方々のコンプレックスの解消へ貢献していると思われます。

しかし、美容医療の進化に対して、患者さんの満足度が向上しているとは言い切れません。なぜなら、美容医療はコンプレックスの解消に貢献している一方、コンプレックスを逆手にとったビジネスとなっている側面があるからです。

美容クリニックへ行くと、高額な手術や治療を積極的に勧められたという経験をお持ちの患者さんもいるかもしれません。しかしながら、私自身は、不必要に高額な美容施術を患者さんへ勧めることに抵抗感があり、無理に宣伝等を行うことが出来ず、徐々に自分の置かれた状況に葛藤を抱えていくようになりました。私の慎重な性格上、そのようなクリニックを自らが信用できないと感じるからかもしれません。

美容診療は面白く、患者さんの悩みを解消でき、やりがいを感じておりました。しかし、より深く勉強していきたいという情熱はあったものの、様々なことを悩み抜いた結果、美容医療から一旦身を引こうと考えておりました。丁度そのタイミングで、当院の岩橋院長にお話を伺う機会を得ました。院長の診療に対する誠実さや、豊富な知識、飽くなき探求心を目の当たりにし、美容医療を続けていく決意を固めることができたのです。私の医師としての生き方を決めた、幸運な出来事だったように感じています。

「肌のクリニック」は、非常に真面目なクリニックです。エビデンスに基づいた治療に、最新の研究・臨床経験で得られた知見をとりいれて、常に診療をアップデートしています。そして、無理に治療を勧めたりせず、ご本人の症状・ライフスタイルにあわせて、治療を選択していただくことが可能です。

自由診療の光と影を悩み抜いたからこそ、当院の真摯さを強く実感していますし、この真摯な医療体制を、今後も継続させていく使命を感じています。お一人お一人の笑顔をサポートできれば、医師としてこの上ない喜びです。責任をもって、心をこめた診療に努めてまいりますので、お気軽にご相談ください。

医師:涌水 陽子

院長コメント:涌水先生は、美容皮膚科の経験が長いこともあり、「キレイになる方法」について研究熱心な先生で、美肌になるためのアドバイスも的確なため、当院の患者さんの中にも大勢のファンがいます。薬剤の知識も豊富で、副作用についても習熟しているため、安心して治療をお任せください。

略歴資格・学会
2007年 東京薬科大学薬学部卒業
2011年 群馬大学医学部卒業
前橋赤十字病院皮膚科
杏林大学病院皮膚科
都内クリニック皮膚科・美容皮膚科
2018年 医療法人社団 肌のクリニック
日本皮膚科学会
日本抗加齢医学会専門医
日本温泉気候物理医学会認定医
薬剤師国家資格
ボトックスビスタ施注資格

林 家勳 Lin, Chia-Hsuan– 皮膚科医 Dermatologist –

台湾出身の林 家勳(りん じゃしゅん)と申します。

私は、国立台湾大学医学部を卒業して台湾で医師免許を取得後、2015年に来日し、日本でも医師免許を取得いたしました。

主に小児科、小児皮膚科、内科、皮膚科等の臨床経験を積んでおり、台湾では小児科専門医資格も取得しております。

東京大学大学院医学系研究科で修士号を取得した後、東大病院と東京慈恵医大で皮膚科の研修を受け、大学病院や市中病院の皮膚科専門外来で幅広い経験を積みました。

これまで、ニキビやアトピー、男性型脱毛症(AGA)や女性男性型脱毛症(FAGA)などの一般的な皮膚疾患から、乾癬や皮膚悪性腫瘍などの重症な疾患まで、多岐にわたる診療に従事してまいりました。

台湾と日本の両国で、小児から大人まで、ニキビに悩んでいる多くの方々を診療してまいりましたが、保険治療では治せない症例も多く、限界を感じておりました。そのような中、肌のクリニックでは、保険治療で治らなかった重症ニキビの患者さんが次々と綺麗になっていき、私も最初は驚いたことを覚えています。

肌のクリニックでは、難治性ニキビも改善させることができ、初期悪化をできるだけ抑え、ニキビ跡を同時にケアし、可能な限り再発を抑える治療を提供することができるようになりました。ニキビ治療薬「イソトレチノイン」は台湾でも処方可能な薬ですが、同じ薬を使っても、その使用方法やレーザーとの組み合わせにより、治療効果を最大限にし、より肌を綺麗にすることが可能です。

美容的な疾患や問題が命に関わることはありません。しかし、外見が人生を変えることもあります。肌の悩みだけでなく、男性の薄毛や女性のびまん性脱毛症では、髪の毛が増えて改善することで、より自分に自信が持てるようになり、笑顔が増える患者さんがたくさんいらっしゃいます。

患者さんが自信を持てるようになることが、私の美容皮膚科医としての大きな糧であり、喜びです。

また、外国出身の私は、国際医療にも関心が深く、在日外国人に高いレベルの医療を提供できるよう努めております。

日本で暮らす外国人の方は、日本語が理解できても難解な医療用語を理解することは難しく、そのような外国人の患者さんにも気軽にお肌の悩みや美容の相談をしていただけるよう努めております。

私は、日本語、台湾語、中国語、英語の4ヶ国語を話しますが、不自然な日本語表現がまだ多少ございます。至らない点も多々あるかと存じますが、聞き取りや読み書きは問題なく、治療は適切に行うことができますので、何卒ご理解いただければと思います。

医師:林 家勳

Dr. Lin is originally from Taiwan and now a dermatologist in Japan. He graduated from National Taiwan University School of Medicine and earned his MPH degree from the University of Tokyo. He obtained medical licenses in both Taiwan and Japan and completed his dermatology residency in The University of Tokyo Hospital and The Jikei University Hospital. 

Dr. Lin provides outstanding care in many areas of dermatology, including general dermatology, aesthetic dermatology, and laser dermatology. He is particularly interested in acne/Accutane treatment, acne scars, androgenetic alopecia,  ablative/cosmetic laser procedure, Botulinum toxin injections, and LGBTQ healthcare.

His clinical philosophy involves working together with his patients as partners in achieving their medical and aesthetic goals.

Dr. Lin can speak fluent English, Taiwanese, Mandarin Chinese, and Japanese. Please feel free to visit him for any skin problems or cosmetic consultation.

林醫師出生於臺灣臺北市,畢業於國立臺灣大學醫學系。在臺灣取得醫師執照及兒科專科醫師執照後前來日本深造,同年參加日本國家考試合格取得日本醫師執照,並進入東京大學醫學系研究科就讀取得專門職碩士學位。

林醫師於東京大學畢業後進入東大附屬醫院及東京慈惠醫大附屬醫院完成皮膚科專科訓練。現任職於肌のクリニック擔任皮膚科、美容皮膚科專任醫師。

林醫師在日本的醫學中心、大學醫院皮膚科受過完整專科訓練,擅長於難治型青春痘、痘疤、禿頭、各種雷射、肉毒桿菌注射等美容皮膚科領域的治療。完全依照最新醫學研究結果及國際醫學會認定的治療指引(guideline)用中文提供皮膚疾患、美肌美膚相關諮詢及最佳治療。

用非母語就醫或接受美容治療總有許多不安及不便之處,林醫師可提供在東京的全中文就診環境,讓語言隔閡不再是就醫的困擾。有任何希望諮詢的地方,隨時歡迎在林醫師門診時間就診。

院長コメント:林先生は、医師としてのキャリアも長く、皮膚科、小児科、内科系の知識が豊富です。皮膚科医として的確な診断能力と治療経験を持ち、4ヶ国語を話すことで、在日外国人の方へもスムーズに医療を提供できます。勤勉なドクターで、医療だけでなく言語や文化にも造詣が深く、日本語能力試験N1を取得して診療も問題なく行っておりますが、イントネーションや日本語表現でわかりにくい部分がございましたら、遠慮なく聞き返してくださるようお願いいたします。

略歴資格・学会
2010年 国立台湾大学医学部卒業
日本医師免許取得
東京大学大学院医学系研究科修士
東京大学病院皮膚科
東京慈恵医大皮膚科
みさと健和病院皮膚科
厚木市立病院皮膚科
2022年 医療法人社団 肌のクリニック
日本皮膚科学会
日本語能力試験N1
化粧品成分検定1級
ボトックスビスタ®施注資格
ジュビダームビスタ®施注資格

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