調剤化粧品の選び方を教えてください

ご自分の肌の症状によって選ぶ場合は、「調剤化粧品の選び方」のページをご覧ください。

化粧品の有効成分・効能から選ぶ場合は、「調剤化粧品一覧」のページをご覧ください。

サンプルはありますか?

化粧品の製造量が多くなり、サンプルまで手が回らなくなってしまったため、現在はサンプルをご用意できておりません。大変申し訳ありません。

乳液や美容液は必要ないのでしょうか?

当院では、クリームよりも多くの乳化剤(合成界面活性剤)を配合している「乳液」は推奨しておりません。また、当院の調剤化粧品には、美容成分や有効成分が高濃度で配合されているため、「美容液」も必要ありません。「化粧水」にプラスして、界面活性剤が少ない「クリームやジェル」または「オイル」のシンプルなケアをおすすめしています。

調剤化粧品を使う順番を教えてください

必要なものを選択して、下記の順でお使いください。

  1. クリニックの弱酸性石鹸(洗顔料)
  2. VCエチルローション・VCグリセリルローション(プレ化粧水)
  3. EGホワイトローション(保湿用化粧水)
  4. VCセラミド保湿ジェル(保湿用ジェル)
  5. EGホワイトクリーム(保湿用クリーム)
  6. トレチノイン軟膏(シミ治療剤)
  7. ハイドロキノン(美白剤)
  8. アクレスクリーム(ニキビ治療外用剤)
  9. CセラUVクリーム(日焼け止め)
  10. ルミガン(まつ毛用育毛剤)

シミやニキビ跡は消えますか?

調剤化粧品によるスキンケアは、主に「予防美白」として働きますので、スキンケアでシミやニキビ跡を治すことはできません。実際にシミやニキビ跡を治すためには、以下のステップが必要です。

1.原因を治す

シミやニキビ跡の色素沈着を本気でしたい方は、まずシミやニキビ跡の原因を改善する必要があります。いくら色素沈着の治療をしても、その原因を治療をしなければ、また新しいシミや跡ができ続けるからです。

つまり、シミを改善させるには、そのシミができてしまった原因(紫外線・摩擦など)を徹底的に避け、ニキビ跡を改善させるには、その原因のニキビを徹底的に治療することが大前提となります。

2.シミの治療

シミの治療は、Qスイッチヤグレーザーによる治療が最も適しています。532という波長を使用すれば、1回で多くのシミをカサブタにして落としてしまうことが可能です。また、肝斑というタイプのシミであれば、トラネキサム酸とビタミンCの内服治療を基本にして、1064という波長を用いたトーニングレーザーが必要になります。薄いシミや個数が少ないものに対しては、トレチノイン・ハイドロキノン療法で治療を行うこともあります。

一言でシミと言っても、実際には老人性色素斑、ADM、肝斑、脂漏性角化症など、様々なものが混在していることがあり、それによって治療法が異なりますので、診察の際に医師にご相談ください。

3.ニキビ跡の治療

ニキビがしっかりと治った後に、ニキビ跡の治療を行います。ニキビ跡の色素沈着は赤みが強いため、サリチル酸マクロゴールピーリングやロングパルスヤグレーザーを使用して、赤みを少しずつ取っていきます。

4.調剤化粧品で予防美白

シミが改善した後は、再度シミにならないように、予防美白を行います。当院の調剤化粧品は、市販の化粧品にはない高濃度のVC誘導体を配合したローションや、ヒトプラセンタと成長因子を配合したEGホワイトローション・クリームなど、予防美白と美肌に特化した化粧品を院内で作っていますので、ぜひお試しください。

その他、意外に知られておらず予防美白におすすめなのが、プラセンタ注射やサプリメントです。プラセンタは体の内側からメラニンの生成を抑え、くすみを改善してくれます。

市販のEGF化粧品との違いはありますか?

当院のEGホワイトは、市販品と大きく異なる3つの特徴を持っています。

 EGF、FGFの配合量の違い

市販の化粧品に配合されているEGFとFGFの濃度は、そのほとんどが0.1 ppm以下で、濃度開示もされていません。それに対し、当院のEGホワイトローションにはEGF 0.1ppm(110ml中に約11,000単位)、EGホワイトクリームには、EGF 0.4ppm(30ml中に約13,000単位)、FGF 0.4ppm(30ml中に約14,000単位)の再生因子を配合しています。

bFGFを配合

市販の化粧品に含まれているFGFは、aFGF(酸性線維芽細胞増殖因子)という再生因子です。ヒトオリゴペプチド-13とも呼ばれ、化粧品原料として認可されたものです。一方、当院のEGシリーズに配合してるFGFは、医薬品原料のbFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)です。bFGFは、市販の化粧品に配合されているaFGFよりも、線維芽細胞増殖能が50倍~100倍も高く、最も強い細胞増殖能を持つことが知られています。

それにも関わらずaFGFが化粧品へ配合されている理由は、bFGFは医薬品のため、化粧品へ使用することができないからです。なお、「bFGFは、受容体が表皮には存在しないため、正常な皮膚への効果は期待できない。aFGFの方が効果的に皮膚に作用する」という記述をしているサイトを見かけますが、そのようなことを示す比較実験や報告はありません。正常な皮膚へのbFGFの有効性が試験され、報告されています。当院では臨床試験の結果に基づいて、医薬品原料のbFGFをクリームへ配合しています。

鮮度と活性の違い

再生因子はタンパク質のため、溶液化によって徐々に活性が落ちることが知られています。熱にも非常に弱く、高温で容易にその活性は消失します。再生因子が製品の中に残存しているかはELISA法で定量できますが、その活性があるかはActivity測定(活性化試験)を行わなければわかりません。

再生因子を製造メーカーが、過去に市販のEGF化粧品数種類の活性化試験を行ったところ、EGFの活性が残っている製品はその中には一つもなかったそうです。比較的安定度が高いEGFですらそのような状態なので、安定度が低いFGFを配合した化粧品に、どれだけその活性が残っているのかは疑問です。

当院では調剤化粧品の作り置きはできるだけ行わず、一定期間経過後はすべて廃棄処分としています。いつも「新鮮な再生因子」を患者さんへ処方できるのは、肌のクリニックだけです。

ご予約・お問い合わせ

高円寺院 TEL 03-5913-7435
[ 受付 ] 10:30-13:30/15:30-18:30 [ 休診 ] 日・祝
医学的なご質問等、医師が対応する場合は、別途電話再診料を頂戴することがございます。