アクレスクリームについて教えてください

アクレスクリームは強力にニキビの炎症を沈めていく外用剤です。ニキビがある毛穴から浸透しやすいように、低分子化されたベンゾイルを主成分としています。抗生物質が入っていないため、耐性菌が出現するといった問題が起こりません。ピーリング作用があり、できてしまったニキビを、なるべく色素沈着を残さないように治していくという特徴があります。とくにでき始めの赤いニキビによく効きます。

ディフェリンゲル、ベピオゲル、エピデュオゲルなどの外用剤は、基剤中にプロピレングリコールが配合されています。プロピレングリコールが、肌の赤みやかぶれを引き起こす可能性のある添加物として知られ、敏感肌の方には適しません。アクレスクリームは、プロピレングリコールの代わりにBGを配合しており、赤みやアレルギー反応が起こりにくいように処方設計されています。

強い薬のため、皮膚が弱い方の場合は赤みやかぶれが強く出る場合がありますが、肌が慣れてくれば、ニキビや出来やすい部分にあらかじめ外用することで、新生ニキビの予防にもなります。ただし、あくまで外用剤ですので、今あるニキビの炎症を早く沈めて治す作用がメインで、内服薬と比較すると新生ニキビを予防する効果は高くありません。

価格は20 g入り1,780円で処方しています。処方2回目からは、診察なしでアクレスクリームだけ処方することも可能です。

*ベピオゲル・エピデュオゲル・デュアックなどのベンゾイル製剤でかぶれを起こしてしまった方は、念の為アクレスのご使用をお控えください。

アクレスクリームの使用方法を教えてください

1日1回、洗顔後、保湿剤(化粧水や保湿クリーム)などを付けた後で、一番最後に適量を患部に塗布します。赤みや乾燥が起こることがありますので、肌が慣れるまでは、ニキビの部分のみの狭い範囲に、少量だけつけるようにしてください。

肌が慣れてくれば、ニキビの部分とその周囲へ軽くすり込むようにして使用します。

アクレスクリームは、ニキビの予防にもなります。予防として使用する場合、1日1回、ニキビができやすい部位に、薄くのばして塗布してください。

以下は、ご使用にあたっての注意事項です。

  1. 目の周囲、口唇、粘膜にはご使用になれません。
  2. ご使用中は、日光(紫外線)への暴露を避けてください。
  3. 衣服に付くと脱色することがありますので、衣服に付かないようにしてください。枕カバーは白色のものか、タオル等で保護することをおすすめします。

アクレスクリームの副作用を教えてください

約5%の患者さんに、赤み、乾燥、刺激感、皮膚の皮剥けが起こります。肌が慣れてくれば、徐々に赤み等は起こらなくなりますが、この薬剤にアレルギーがある場合は、副作用の症状が強くでることがあります。

治療を中断したほうがよい場合として以下のものがあります。

  1. 痛みが強すぎる
  2. 角質が剥がれすぎて、血がにじんでくる
  3. 赤くなりすぎてひりひりする

以上の症状があれば、一旦治療を中断して、医師の診察を受けてください。

アクレスクリームの保存方法と使用期限を教えてください

処方日より常温で6ヶ月となっています。高温、直射日光が当たる場所は避け、26℃以下で保存してください。夏場など暑くなる時期には、冷蔵庫で保存していただいても構いません。使用期限が過ぎたものは必ず破棄してください。

アクレスクリームは妊娠中、授乳中の使用はできますか?

妊娠中、授乳中の安全性は確立されていませんので、ご使用をお控えください。

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