ピル・ミニピル外来

ピル外来(避妊目的)

肌のクリニックでは、避妊目的でピル・ミニピルを処方しています。ニキビ治療目的でピルを飲みたい方は、使用する薬剤が異なりますので「肌のクリニックのニキビ治療」のページをご参照ください。

ピル

ピル外来

当院で避妊目的で処方するピルはラベルフィーユとマーベロンの2種類です。ピルの避妊率は99%以上とコンドームよりも避妊効果は高く、ヨーロッパでは10代~30代の女性の約半数が飲んでいる国も珍しくありません。日本のピルの普及率は1%と少なく、まだまだいろいろな偏見があることも事実です。

もちろんピルは必要がなければ飲まなくても良いのもです。安全性は高いお薬ですが副作用もあります。コンドームで十分だと考える人もいるでしょう。しかし、コンドームによる避妊は、男性任せの避妊です。もし男性が付けなかったら?途中で外れてしまったら?などいろいろと不安は尽きません。ピルの服用によって、望まない妊娠を女性側からいつでも防げることは、とても大きなメリットになります。(※性病を予防するためにはコンドームの併用も大切です。)

また、ピルはそれ以外にも女性の生理痛を和らげたり、生理周期を整えたり、生理をずらすこともできます。また、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の進行を抑制したり、卵巣がん、子宮体がんのリスクを下げるなどの副効用も期待できます。

ピルの副作用

ピルの副作用で最も懸念される副作用は「血栓症」です。血栓症は、血管内で血が固まってしまい、血管を詰まらせてしまう症状のことをいいます。血栓症のリスクは中用量ピル>低用量ピルですが、同じ低用量ピルでもピルの種類によってリスクが異なります。ただし、低用量ピルの血栓症で死亡するリスクは、交通事故にあって死んでしまうというリスクよりもずっと確率が低いことがわかっています。さらに、血栓症のリスクがある方を事前に問診などで確認し、排除することでよりリスクを下げることが可能です。

また、ピルは卵巣がん、子宮体がん、大腸がんのリスクを下げるものの、乳癌、子宮頸がんのリスクを軽度ですが上げる可能性があります。ピルを中止するとそのリスクは正常まで徐々に下がっていきますが、乳癌や子宮頸がんの既往がある方は飲むことはできません。また、当院では20代の方は子宮頸がん検診を2年に1回、30代の方は乳癌、子宮頸がん検診を毎年受けることをおすすめしています。

肌のクリニックでは、ピルのメリット、デメリットの両方を説明して患者さんの同意を得たうえで処方しています。ピルについては「よくある質問」に詳しくまとめていますので、そちらもご参照ください。

ピルを飲めない方

以下の方はピルを飲めない可能性があります。詳しくは診察の際に医師にご相談ください。

1.男性の方 

2.原因不明の不正出血のある方

3.高血圧、高脂血症、肝腫瘍、耳硬化症、静脈血栓症、抗リン脂質抗体症候群、血栓性素因、肺高血圧症、心房細動を合併する心臓弁膜症、心内膜炎、悪性腫瘍の既往がある方

4.前兆のある偏頭痛のある方 ・35歳以上片頭痛のある方

5.喫煙される方

6.肥満の方(BMI/体重÷身長m2乗が25を超えている方)

7.妊娠中、授乳中の方

8.15歳未満の方

ピル料金・値段

項目 料金(税抜)
初診料 2,900円
再診料  2,900円
ラベルフィーユ 1シート 1,980円
マーベロン 1シート 1,760円

上記の料金は避妊目的のためのピルの料金です。ニキビ治療の場合は、処方するピルの種類や料金が異なりますのでご注意ください。

最初は1~3ヶ月後、その後は6ヶ月に1回の血圧・体重測定・血液検査(2,680円)が必要です。

最大6シートまで処方可能です。

2回目以降は「遠隔診療(オンライン処方)」もご利用可能です。