


7種のヒト型セラミド+セラミド類似体、ビタミンC誘導体に加え、ナイアシンアミドを2%配合。
高い保湿効果を発揮しながら、べたつかない保湿ジェル。
- 無香料
- 無着色
- アルコールフリー
- パラベンフリー
- 無鉱物油
- カチオン系界面活性剤フリー
VCセラミド保湿ジェル 4,158円(税込) |
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内容量 / 30g |
使い方 / 適量を手の平にとって、お顔全体、首などに馴染ませてください。 |
使用期限 / 処方日より3ヶ月 |
機能成分 / リン酸アルコルビルNa2%(VC誘導体・美白) ナイアシンアミド2%(ビタミンB3・美白) セラミドEOP(保湿) セラミドNS(保湿) セラミドNP(保湿) セラミドAP(保湿) セラミドEOS(保湿) カプロオイルスフィンゴシン(セラミド前駆体・保湿) カプロオイルフィトスフィンゴシン(セラミド前駆体・保湿) |
他の全成分 / 水 グリセリン(保湿) スクワラン(炭化水素・保湿) (アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー(増粘剤) リゾレシチン(乳化) クエン酸(PH調整) クエン酸Na(PH調整) コレステロール(保湿) ベヘン酸(脂肪酸・保湿) セテアレス-25(乳化) セタノール(乳化安定) フェノキシエタノール(防腐) |
肌を守る「セラミド」– About Ceramide –
セラミドは人が本来持っている保湿成分で、表皮の一番上の層である角質層に存在しています。肌の細胞と細胞の隙間を埋めている細胞間脂質は、セラミド、脂肪酸、コレステロールなどでできており、セラミドは細胞間脂質の約50%を占める重要な成分です。
セラミドには、油となじみやすい部分(疎水基)と水となじみやすい部分(親水基)を持っています。
角質層では、セラミド分子を含む細胞間脂質が一定の方向に隙間なく並び、積み重なっています(油相)。セラミドの親水基側には、PCA・アミノ酸・乳酸などの天然保湿因子(NMF)が存在し、水分を保持しています(水相)。

細胞間脂質とNMFが積み重なった層状構造を「ラメラ構造」といいます。油相と水相が繰り返されたこのラメラ構造こそが、皮膚を守るバリア機能と保湿機能の要です。
セラミドはこのラメラ構造を作って、肌を守る大切な役割を担っています。
年齢とともに減少するセラミド

セラミドが不足すると肌はバリア機能を失い、外からの刺激を受けやすくなるとともに、肌の水分が逃げて乾燥肌になります。
角化症、魚鱗癬、アトピー性皮膚炎などの患者では、角層内のセラミド1(EOP)、3(NP)、6(AP)が減少しています。また、セラミド3(NP)とセラミド6(AP)は、加齢で減少していくことが知られています。
乾燥肌やアトピー性皮膚炎にセラミド配合の外用剤を使用すると、皮膚症状の改善が認められることが報告されています。
セラミドの種類とその働き
人の角質層には大分類で11種類のセラミドが存在しており、そこからさらに細かく分類されます。
- セラミド1(EOP):ラメラ構造の構築と維持、バリア機能、水分の保持機能。
- セラミド2(NS):水分の保持機能。
- セラミド3(NP):水分の保持機能、シワの軽減作用。
- セラミド4(EOH):ラメラ構造の構築と維持。
- セラミド5(AS):ラメラ構造の構築と維持。
- セラミド6(AP):水分の保持機能、角質剥離(ピーリング)作用。
- セラミド7(AH):細胞の増殖分化をコントロール。
- セラミド9(EOS):ラメラ構造の構築と維持、バリア機能。
- カプロオイルスフィンゴシン:セラミド類似体。セラミド類似の働きをする。
- カプロオイルフィトスフィンゴシン:セラミド類似体。セラミド類似の働きをする。
*セラミドの表記は日本ではセラミド1などの数字表記ですが、海外ではセラミドEOPなどのアルファベット表記です。化粧品分野では、今後はアルファベット表記に統一されていきます。
ヒト型セラミド「Skinmimics(スキンミミックス)」
「植物セラミド」、「天然セラミド」、「疑似セラミド」、「合成セラミド」などセラミド原料には沢山の種類、呼称がありますが、当院では「ヒト型セラミド」をおすすめしています。
ヒト型セラミドは人の皮膚に存在するセラミドと同じ構造をしているため、角層内に自然に浸透し、肌本来のバリア機能を修復して、保湿作用を発揮します。
VCセラミド保湿ジェルには、セラミド研究のリーディングカンパニーであるドイツEVONIK社の「Skinmimics(スキンミミックス)」というセラミド原料を3%配合しています。
Skinmimicsには、希少な長鎖型セラミド5種類 (セラミド EOP、EOS、NS、 NP、AP)が含まれ、皮膚に存在するものと同一構造、同一分子量を有しています。
セラミドに加え、新たに開発された植物由来コレステロール、ベヘン酸、スフィンゴカイン(セラミド類似体であるカプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシン)が配合されています。
Skinmimicsには、以下の作用がEVONIK社より報告されています。
- 保護機能・・・角層の脂質バリアーの膜構造の欠陥を正常化し、修復します。
- 予防機能・・・皮膚の構成物質の前駆体を補充して、皮膚内での脂質合成を促進します。
- 再生機能・・・表皮の再生と修復を促進します。
美白のビタミン「ナイアシンアミド」
「ナイアシンアミド」は、ビタミンB群の一種で、別名「ニコチン酸アミド」または「ビタミンB3」とも呼ばれ、近年、美白やエイジングケア効果が注目されている成分です。
ナイアシンアミドには、以下のような肌に対する作用が報告されています。
- メラニンの生成を抑え、肌を美白する作用
- セラミドの合成を促進し、肌のバリア機能を高める作用
- ニキビ、肌荒れを予防する作用
- 血行促進作用
ナイアシンアミドの予防美白作用は、医薬部外品として厚生省からも効能効果が認められており、医薬部外品に0.1%~1%の濃度で配合されています。VCセラミド保湿ジェルは、ナイアシンアミドを2%の高濃度で配合しています。
VCセラミド保湿ジェルについてのよくある質問
- EGホワイトクリームとVCセラミド保湿ジェルのどちらがお勧めですか?
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EGホワイトクリームはW/O処方という油分の中に水分が分散したタイプのクリームです。それに対し、VCエチルセラミドゲルはO/W処方という水分の中に油分が分散したタイプのゲルです。
EGホワイトクリームはリッチな感触でややべたつくのに対し、VCセラミド保湿ジェルはあまりべたつきません。
両方とも高保湿タイプですが、保湿力はEGホワイトクリーム>VCセラミド保湿ジェルですので、乾燥肌の方はクリーム、べたつきが気になる方はジェルをおすすめします。 両方お使いになる場合は、ジェルの後にクリームをお使いください。
- 市販のセラミド配合クリームとの違いはありますか?
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市販のセラミド配合クリームと比較したVCセラミド保湿ジェルの特徴は以下の4つです。
- ヒト型セラミドのみ配合しており、疑似セラミドや馬セラミドは配合していない。
- セラミド2(NS)やセラミド3(NP)だけでなく、セラミド1(EOP)やセラミド9(EOS)などの希少なセラミドを配合。
- 複数のセラミドが配合されている。
- セラミドに加え、VC誘導体やナイアシンアミドを高濃度で配合。
※VCセラミド保湿ジェルには、複合セラミド原料であるEVONIK社のSkinmimicsを3%配合しています。
- VCセラミド保湿ジェルだけでスキンケアを行うことはできますか?
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VCセラミド保湿ジェルだけのスキンケアでも問題ありません。