プラセンタ治療

高濃度プラセンタ注射

高濃度プラセンタ注射

肌のクリニックは、全国でも数少ない「高濃度プラセンタ注射」が受けられるクリニックです。高濃度プラセンタ注射は、国内の産婦人科でお産された健康な赤ちゃんの胎盤から、直接医師が手作りで精製します。製剤を多く作ることはできず、治療できる人数に制限がございます。

※数に限りがあるため、当院で過去に注射を受けていた方限定となっております。新規のご予約は受付ておりませんのでご了承ください。

高濃度プラセンタ注射は以下のような方へおすすめ

効果には個人差があります。癌が治る、難病が治るといった過度の期待をする方には向きません。あくまで補助的な治療という位置付けですので、症状の改善が認められない場合は、無理に治療を継続することはおすすめしておりません。

胎盤埋没療法

胎盤の埋没療法はご存知でしょうか?胎盤のかけらを、皮下に埋め込む治療です。注射よりも、長く体内にとどまるために、効果の持続時間が長いという特徴があります。ただ、毎回皮下に埋め込むために、小さいながらも切開創(傷)が増えていってしまうこと、人によっては異物反応が強く出て、腫れや痛み、発熱が起こることなどのデメリットがあります。

肌のクリニックでは胎盤組織から高濃度のエキスを抽出し、皮下へ注射して埋没する治療を行っています。皮膚を切開する必要がありませんので傷跡が残らず、異物反応も軽くて済みます。ラエンネックやメルスモンといったプラセンタエキス注射剤よりも20倍以上濃度が高く、効果の持続期間は2週間~3週間程度と長いのが特徴です。

胎盤(プラセンタ)組織療法の歴史

プラセンタ注射は乳汁分泌不全、更年期障害、肝障害などで保険適用が認められていますが、保険適用で使用できる量と頻度は限られています。そのため、現在ではそのほとんどが、広く健康増進目的や美容目的として、自費診療で行われています。

もともとは1933年に、旧ソ連時代の医師フィラトフが、負傷した兵士の傷を早く治すために、胎盤および臍帯を乾燥させ、皮下に埋め込む「プラセンタ埋没療法」を開発しました。この治療法が基礎となり、日本でプラセンタエキス製剤であるメルスモンが1956年(昭和31年)に開発され、それ以来60年以上も続いている治療です。メルスモンを発売しているメルスモン製薬は、当初、メルスモンとは別に、ヒト胎盤を小片に切って滅菌し、バイアル瓶に小分けしたものも発売していました。しかし、製薬方法が未承認であったために、薬事法違反となり、2005年以降は発売できなくなりました。

そのような経緯から、ヒト胎盤の切片を利用したプラセンタの埋没療法=「組織療法※」は徐々に衰退していき、その恩恵を受けていた、関節リウマチやアトピー性皮膚炎などの難病を抱える多くの患者さんが、困ることとなりました。

※胎盤を使用した治療を、組織療法と呼んでいます。

現在は、プラセンタの効果が再び脚光を浴びており、プラセンタエキス製剤として承認されている「ラエンネック」と「メルスモン」によって治療が行われています。しかし、私を含めて組織療法を行っている医師は、ラエンネックやメルスモンよりも、より成長因子・再生因子が豊富に含まれる高濃度の胎盤エキスを使用したほうが効果が高いという信念を持っています。私も自らを患者として、定期的に治療を受けていますが、疲れ、腰痛、アキレス腱の痛みなどは、製薬会社のプラセンタエキス製剤よりも、高濃度プラセンタ注射の方が圧倒的に効果が高いことを実感しています。

高濃度プラセンタ注射は、医師の裁量と責任のもと、自らのクリニックで行う治療としてのみ、法律上行うことができます。お産の際に、感染症の検査をパスした健康な胎盤を分けてもらい、医師自ら自家製剤として作成しなければなりません。そのため、高濃度プラセンタ注射自体を行っている病院、クリニックは年々減ってきています。

高濃度プラセンタ注射の副作用と安全性

基本的な副作用はプラセンタ注射と同じですので、「プラセンタ注射の副作用と安全性」をご参照ください。古い歴史を持つ治療法ですが、この間に、報告されている重篤な副作用はほとんどありません。もちろんヒト由来タンパク・アミノ酸を含有しており、ベンジルアルコールなどの添加物も入っているため、ショックなどのアレルギー症状が起こる可能性を100%否定することはできませんが、頻度としては、抗生物質や解熱鎮痛剤などによるものよりもずっと少なくなっています。

注射部位の硬結や腫れは、ラエンネック・メルスモンよりも長く続きます。通常は、注射して数分後から腫れてきて硬くなります。硬結は1週間~1ヶ月で消失しますが、反復注射をしていると稀に硬結が残ることありますので、気になるようであれば中止してください。当院では、毎回左右で部位を変更して注射をし、硬結をできる限り予防しています。

数千人に1人程度、プラセンタを吸収できずに膿となって排出されてしまう場合があります。その際は排膿を行って、抗生剤で処置いたします。

高圧滅菌を2回かけていますので、ウイルスや細菌も完全に除去されています。そのため、エイズや肝炎などの心配もありません。過去に日本で行われた胎盤組織療法と注射療法で、感染症が伝播したとの報告は、現在までに一例もありません。ただ、理論上ゼロではないということで、ヒト由来の生物製剤を一度でも使用すると、献血が以後できなくなりますので、その点はご留意ください。

ヒトの胎盤なんて、なんとなく気持ちが悪いのですが…

人の胎盤を使うだなんて、なんとなく気持ち悪いとお考えのかたもいるかもしれません。でも、輸血はどうでしょうか?これも人から採取したものです。アルブミンはどうでしょうか?これも人のタンパクです。医療現場には、人の組織から製剤化されているものがたくさんあります。胎盤は、薬として利用されなければ、もともと廃棄されてしまう運命です。大いに活用するべきだと考えています。

高濃度プラセンタ注射の頻度

肌のクリニックの高濃度プラセンタ注射

写真左が通常のメルスモン、右が高濃度プラセンタです。高濃度プラセンタは1回、5mlを注射します。症状やご希望に合わせて、最初の4週間は1週~2週間に1回、その後は2~3週間に1回程度の注射をおすすめしています。

高濃度プラセンタ注射料金

2回目以降から注射のみご希望の方は、診察料はかからず、ご予約も不要です。診療時間内にいつでもお越しください。

項目 料金(税抜)
初診料 2,900円
再診料(必要時) 980円
高濃度プラセンタ注射 5ml 6,800円