肌のクリニックのアンチエイジング

アンチエイジング外来

アンチエイジングは、抗老化・抗加齢という言葉で表されるため、老化に抗う=若作りのように考えて、自然の流れに逆らうような悪いイメージを持たれている方もいます。しかし、医学的な視点で考えると、若々しい体でいることは、精神面で大きなメリットを得られるだけでなく、様々な疾患の予防に役立ち、健康寿命を延ばすことができます。

いつまでも若々しく健康でありたいという思いは、だれにでもあるものであり、決して悪いことではありません。

肌のクリニックのアンチエイジング外来では、美容整形のような手術によるアンチエイジングではなく、体の中から若々しく健康でいられるように、患者さんをサポートします。

肌のクリニックのアンチエイジング治療

肌のクリニックのアンチエイジング1

当院のアンチエイジング治療の原点は、「プラセンタ」です。プラセンタはヒトの胎盤エキスですが、そこには、自分自身の体の細胞を若返らせる成長因子と呼ばれるタンパク質やペプチド、酵素、アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれています。

人は30歳を過ぎたあたりから、若いころとは違った体力の衰えを感じてきます。私も同様で、マッサージや針治療、酸素カプセルなどいろいろと体のケアをしても、疲れがなかなか抜けずに困っていたところ、知人の医師から勧められてプラセンタ注射を打ち始めました。即効性はなかったものの、徐々に体が軽くなっていき、1ヶ月ほどすると20代の頃の体の感覚が戻ってきたのを、今でも鮮明に覚えています。

それからというもの、プラセンタの不思議な力に魅せられてプラセンタ研究会に入り、治療に取り入れるようになりました。プラセンタの治療は様々なクリニックで行われていますが、効果を感じないという方は、打つ量や頻度が少ないことに起因している場合があります。当院では、プラセンタをアンチエイジング治療の基本として、最初の4週間は週に2回のペースで、1回に3アンプル(6ml)を打つことをお勧めしています。4週間で実感が得られれば、その後は週に1回2~3アンプルで維持していきます。

ラエンネックやメルスモンといった通常のプラセンタ注射に加え、国内でも珍しい高濃度プラセンタ注射を行っています。また、定期的に注射に来院できない方へは当院オリジナルの「非分解プラセンタ」のサプリメントをおすすめしています。非分解プラセンタは、まだまだ扱っているところが少ないのですが、市販の馬プラセンタサプリや、ヒトプラセンタ内服製剤よりも有用成分が豊富に残っていることがわかっています。

プラセンタについて詳しくは、治療メニューの「プラセンタ治療」をご参照ください。

肌のクリニックのアンチエイジング2

近年注目を浴びている再生医療ですが、再生医療法の施行により、一般のクリニックで行うことが出来る治療は、現状、限られてしまっています(例えば、臍帯血そのものをアンチエイジングに使用することはできません)。しかし、クリニックレベルでも、細胞そのものを含まない臍帯血幹細胞培養上清や、脂肪幹細胞培養上清、骨髄幹細胞培養上清、歯髄幹細胞培養上清など、細胞を培養する際の培養液を治療に応用することができる時代になりました。様々な部位から取れる幹細胞を培養する過程で、幹細胞が放出する多種多様のサイトカインを利用し、自分自身の肌の細胞や体の細胞を若返らせることができます。

線維芽細胞増殖因子(bFGF)などの単体の成長因子を使用する場合、注射部位の皮膚が増殖し過ぎてしまい、しこりのようになってしまうなどの副作用が多数報告されていました。幹細胞培養上清は、単体で高濃度の成長因子は含まれておらず、細胞が増える過程で生じる多種多様の成長因子がバランスよく含まれています。そのため、皮膚の細胞が増殖し過ぎてしこりのようになってしまうなどの副作用の報告がないため、安全性が高いことが特徴です。

プチ整形のようにフィラー(詰め物)を注入するわけではありませんので、あくまでマイルドな効果に留まりますが、自分自身の皮膚の細胞が活性化するために効果の持続が長く、また、見た目も自然です。

肌のクリニックでは、臍帯血幹細胞培養上清・HSCM100をアンチエイジング治療に応用しています。治療方法にもよりますが、ダウンタイムが非常に短いのが特徴です。治療の詳細については、「臍帯血幹細胞培養上清 HSCM100」をご参照ください。

肌のクリニックのアンチエイジング3

エレクトロポレーションは高圧の電気を短い時間でかけて、肌の細胞に微細な穴を開け、薬剤を導入する機械です。成長因子エレクトロポレーションに使用する薬液は、あえて成長因子を3種類だけに絞り、高濃度で配合しています。当院では肌の再生・コラーゲンの産生を促すbFGF/EGF/IGFの3種類に、ヒトプラセンタを混ぜて薬液を作成しています。

それぞれの濃度は3ppmと、一般の美容外科で行われるエレクトロポレーションよりかなり高濃度です。高濃度と言っても、直接肌へ注射するわけではなく、電気の力で肌の表面に穏やかに浸透させていきますので、しこり等の副作用は起こりません。

真皮のコラーゲンの生成を促し、シワの予防、毛穴の縮小、肌のハリ、美白、ニキビ跡の色素沈着を改善する効果が期待できますが、あくまでマイルドなアンチエイジング効果であり、ダウンタイムもないことから、当院ではエステ感覚で受けに来られる患者さんが多い治療メニューです。治療について詳しくは、「成長因子エレクトロポレーション」をご参照ください。

現在はまだ治療に導入していませんが、若返りのビタミンとされる「ナイアシン」・「ニコチンアミドリボシド」や、抗がん作用、寿命延長作用、抗動脈硬化作用、アルツハイマー病の進行の抑制作用など様々な効果が見い出されている糖尿病薬の「メトホルミン」なども、今後のアンチエイジング治療の一環として検討しています。