Q.ホルモン剤と一緒に飲んではいけない薬はありますか?

ホルモン剤はいくつかの薬と相互作用があります。以下の薬を避けていただければ問題ありません。

低用量ピルと相互作用がある薬剤

1.C型肝炎治療薬(ヴィキラックス)
肝機能(GPT)の上昇が高頻度に認められていますので、併用禁忌です。

2.トラネキサム酸
抗炎症作用がある薬剤です。美白目的でも使用されることがあります。市販の風邪薬等に配合されていることがあります。血栓症のリスクを高める可能性が否定できませんが、短期間の併用で問題になることは非常に稀です。外用剤は問題ありません。

代表的な商品名:トランサミン、トランシーノ、ペラックT錠、ハレナース、ベンザブロック咳止め、ベンザ鼻炎薬α、ベンザエースA、ルルアタックEX、コルゲンコーワIB錠

3.セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)
ピルの吸収を阻害することがあります。

4.抗HIV薬、抗結核薬
ピルの作用を減弱させることがあります。

5.抗てんかん薬
ピルの作用を減弱させることがあります。

代表的な商品名:テグレトール、ラミクタール、アレビアチン、ヒダントール、フェノバール、プリミドン、トピナ、デパケン、バレリン、エピレオプチマル、ザロンチン

※抗生物質に関しては、ピルの作用を減弱させることがあると考えられていましたが、欧米の試験で否定されています。

スピロノラクトン(アルダクトン)と相互作用がある薬剤

1.カリウム製剤
食品から摂取する程度では、まったく問題になりません。

2.タクロリムス
免疫抑制剤です。代表的な商品名 プログラフ、グラセプター、タクロリムス

3.エプレレノン
利尿剤です。代表的な商品名 セララ

4.ミトタン
抗がん剤です。代表的な商品名 オペプリム

その他、降圧薬等で相互作用が出る場合がありますので、診察の際に医師にご相談ください。