アキュテインによる背中のニキビ治療11

当院には胸や背中のニキビで来院される方も多数います。今回の患者さんは、16歳から抗生剤などの保険治療を継続的に受けていましたが改善せず、肌のクリニックを受診されました。

治療前の写真

うなじから腰まで、背中全体に膿疱性ざ瘡を認めます。長年繰り返していたため、ニキビ跡の赤い色素沈着や赤黒い色素沈着が多数残っています。初診時に、「アキュテインはあくまでニキビの治療薬であり、ニキビ跡を改善させる効果は強くないこと」、「すでに残ってしまっているニキビ跡は、ニキビの治療が終わった後、レーザーやピーリングなどで改善させる必要があること」、「ニキビ跡の元凶はニキビのため、まず体の中からニキビを治療しない限りはニキビ跡のレーザーやピーリングといった外側からの治療をしても意味がないこと」などを説明しました。

アキュテインによる背中ニキビ治療前

6ヶ月後写真

治療開始から6カ月後の写真です。ニキビ跡の色素沈着は多数残っているものの、膿疱性ニキビや、赤い炎症はすっかり引いて、本来の素肌が戻ってきました。

初診時にアキュテインはニキビの治療薬であって、ニキビ跡を改善させる効果は少ないことを話していますが、実際にはターンオーバーが更新する関係で、ニキビ跡の赤みなども多少なりとも改善させる効果が期待できます。

こちらの患者さんは、ニキビ治療後の状態である程度満足されていたため、ニキビ跡のレーザーやピーリングは希望されず、治療終了となりました。ニキビが治った後に、ニキビ跡の治療をするかどうかは、ご本人の希望次第です。特に背中全体となると、ある程度費用もかかるため、こちらから積極的に勧めることはあまりありません。

そのため、ニキビ跡の治療を希望される場合は、ニキビの治療終了時に患者さん側から医師にご相談をお願いします。

アキュテインによる背中ニキビ治療後

治療内容・副作用・リスク

アキュテイン40mgから治療を開始しました。途中で来院できず、2ヶ月ほど期間が空いてしまったこともありましたが、原則は1クール(6ヶ月)の治療期間中は、しっかりと継続していただいた方が再発率が低くなります。

アキュテインの副作用や費用については「アキュテイン治療」をご参照ください。

 

写真は、治療を受けている患者さんのご厚意にて掲載させていただいており、美容目的ではなく「ニキビの治療」という観点から写真を掲載しております。見やすくなるように補正は行っておりますが、修正は行っていません。
※写真の無断転載を固く禁じます