アキュテインによる重症ニキビ治療10

肌のクリニックへ来院された20代の患者さんです。この患者さんは、15歳からニキビに悩まされるようになり、近医の皮膚科で、抗生物質、外用剤、ビタミン剤、漢方薬含め、ほとんどすべての保険治療を受けていました。

治療前の写真

顔全体に強い炎症を持ったニキビが多数できています。複数のニキビが集まって一塊となり、大きなニキビのように見える部位もあります。いわゆる「集簇性ざ瘡」という重症タイプのニキビです。ニキビ跡のリスクについて十分説明し、アキュテインによる治療を開始しました。

5ヶ月後写真

下の写真は治療開始から5カ月経過時の写真です。大きな炎症性ニキビはもちろんのこと、小さなニキビやコメドもほとんどなくなっています。ただし、ニキビ跡の凹凸は若干残ってしまっています。

集簇性ざ瘡の患者さんは、ニキビが治った後に強い瘢痕(凹凸)が残ってしまうことがしばしば問題となります。特にこの患者さんのように、何年も治らないまま保険治療が続けられていた場合、すでに大きな凹みが多数ニキビの下に隠れていることが多いのですが、予想していたよりも綺麗に治りました。

治療内容・副作用・リスク

この患者さんの場合は、アキュテイン40mgから治療を開始しました。通常、2ヶ月程度で新しいニキビができなくなってきますが、その時点で新生ニキビが多数できる場合、薬の量を増やしていく必要があります。重症ニキビの患者さんに対しては、イソトレチノインの用量を最終的には、80mg~120mg程度まで増やさなければならないケースもあります。

アキュテインの副作用や費用については「アキュテイン治療」をご参照ください。

この患者さんの治療について詳しくは、「日本のニキビ治療の問題点とアキュテイン治療症例

 

写真は、治療を受けている患者さんのご厚意にて掲載させていただいており、美容目的ではなく「ニキビの治療」という観点から写真を掲載しております。見やすくなるように補正は行っておりますが、修正は行っていません。
※写真の無断転載を固く禁じます