ニキビ治療症例6 20代男性 アキュテイン治療

初診時写真

顔全体、特に頬、あごに嚢胞性ニキビが多発しています。ニキビ跡も多数残存しています。アキュテイン(イソトレチノイン)による治療を20mg/日より開始しました。

アキュテイン治療症例6-1
アキュテイン治療症例6-2

1ヶ月後写真

顔全体に一過性の初期悪化が認められます。白ニキビが噴出してきており、もともと重症ニキビであったこともあり、アキュテイン(イソトレチノイン)を1日40mgへ増量しました。

アキュテイン治療症例6-1 1ヶ月後

アキュテイン治療症例6-2 1ヶ月後

5ヶ月後写真

炎症性ニキビがゼロとなりました。最終的にアキュテイン(イソトレチノイン)を1日60mgまで増量して治療しました。

アキュテイン治療症例6-1 5ヶ月後
アキュテイン治療症例6-2 5ヶ月後

後記

この患者さんは7年間ニキビに悩まされており、後半の4年間は、写真のように炎症性ニキビが常に顔全体にある状態でした。抗生物質や漢方、ベピオゲルやディフェリンゲルなどの外用剤といった皮膚科治療を長年受け続けてきましたが、全く効果がなく、美容皮膚科にてクリアタッチ(光治療)を複数回受けるものの、効果がないため、当院へ受診されました。
この患者さんは難治性で、当院で治療を始めてからもなかなか反応せず、最終的にアキュテイン(イソトレチノン)の用量を60mg/日まで上げざるを得ませんでした。よく美容外科などで行われる1日10mgの治療では改善は難しく、また、もし本人が途中で治療を投げ出していれば、完治はできなかった症例です。幸い本人が明るい性格で、治療に前向きであったために、治癒させることができました。
いつもブログやHPで書いていることですが、重症ニキビ患者であればあるほど、早く治療を行わなければ、将来に渡ってニキビ跡(色素沈着や凹凸)が残ってしまうことになります。アキュテインによる治療は、ニキビ治療の「最終手段」と思っている患者さんが多く、当院へはどこに行っても治らないから来院したという方が多いのですが、治らない治療に何年も費やしてしまったばかりに、シミや瘢痕が残ってしまえば、それをきれいに治すことは容易ではありません。跡が残るようなニキビができる場合、なるべく早めに受診していただくことをおすすめします。

詳細

症例の経過をさらに詳しくお知りになりたい方は、「ニキビ治療ブログ症例6」をご覧ください。

 

写真は、治療を受けている患者さんのご厚意にて掲載させていただいており、美容目的ではなく「ニキビの治療」という観点から写真を掲載しております。見やすくなるように補正は行っておりますが、修正は行っていません。
※写真の無断転載を固く禁じます