ニキビ治療症例3 20代男性 アキュテイン治療

初診時写真

顔全体、首、フェイスラインに炎症性ニキビが多発し、ニキビ跡の色素沈着や凹凸も多数認められます。一部に丘疹嚢胞型ざ瘡を認める重症例です。

アキュテイン(イソトレチノイン)ニキビ治療

アキュテイン(イソトレチノイン)ニキビ治療

1ヶ月後写真

既存のニキビは退縮し、新生ニキビも減っています。アキュテインは重症患者さんほど初期悪化(一時的な好転反応)がひどくなりますが、この患者さんは初期悪化もなく治りました。

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4ヶ月後写真

新生ニキビ、活動性ニキビは1個もなくなりました。

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後記

この患者さんは、以前より多少のニキビがあったものの当院へ来院する7ヶ月前より急に顔全体~首にかけて急激に悪化したために来院されました。悪化してから他院を受診し、漢方薬(種類不明)と外用剤(詳細不明)による治療を半年以上受けていたそうですが、全く改善するどころか悪化が続いていたとのことです。

幸いイソトレチノインを開始して1ヶ月後から改善を認めました。重症例では一時的に悪化する可能性も高いのですが、この患者さんのように初期悪化もなく改善に向かうケースも多くあります。患者さんへは平均して2ヶ月後から改善していくことを説明していますが、かなり個人差があり、1ヶ月で改善する方もいれば4ヶ月程度かかる方もいます。

この患者さんの場合、体重が70キロ近くあったため、アキュテイン40mg/dayで治療を開始していますが、若い男性の方でも1日40mgの量を飲むと相当に皮膚が乾燥してきます。特に口唇の乾燥は必発で、写真には写っていませんが、口角が乾燥によって少し切れてしまっています(口角炎)。保湿を念入りにすることによって、薬を飲んでいても徐々に改善してきます。また、基本は保湿が最も大切ですが、併せて口角炎治療の外用薬を処方することもできます。

アキュテイン内服中は肌が極度に乾燥しますから、原則としてピーリングやレーザーは受けることができませんが、当院のサリチル酸マクロゴールピーリングであれば、肌にかかる負担が少ないため、このくらいの肌の状態であれば受けることができます。ニキビ跡の色素沈着を改善したいという患者さんの希望で、この後ピーリングを併用して、現在も治療中です。アキュテインは再発をできるだけ防ぐために、40mg/dayをトータルで6ヶ月間続ける予定です。

詳細

症例の経過をさらに詳しくお知りになりたい方は、「ニキビ治療ブログ症例3」をご覧ください。

 

写真は、治療を受けている患者さんのご厚意にて掲載させていただいており、美容目的ではなく「ニキビの治療」という観点から写真を掲載しております。見やすくなるように補正は行っておりますが、修正は行っていません。
※写真の無断転載を固く禁じます